【BEASTARS】最新話「第145話」ネタバレと感想【プライベートを持たぬ肉体】

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板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』

2019年9月19日発売「週刊少年チャンピオン2019年42号」に掲載されている『BEASTARS』の最新話である第145話【プライベートを持たぬ肉体】

週刊少年チャンピオンを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!

 

【前回のあらすじ】

レゴシはビースターのヤフヤからの依頼失敗の穴埋めのために。

シシ組は自分たちを支配する嫌なヤツの排除という利害が一致して一時的に手を結びました。

そしてシシ組をかつて率いていたレゴシの先輩ルイが戻って肉食と草食のハーフのメロンの弱点を知る組織を探して裏市に来ていました。

https://www.suzuco.net/entry/beastars-netabare-144/

 

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『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第145話】のあらすじ・ネタバレ

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板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』
板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』

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【霊猫と呼ばれるもの】

??「ネコ科は神秘に満ちた種族といいますが…」

??「ライオン…トラ…ヤマネコ…ジャガー…ネコ科と一言に言っても沢山いるでしょう?彼らはまだまだガサツで神秘的というにはほど遠い そう『霊猫』と呼ばれるのこの…僕…ジャコウネコのデシコから言わせてもらえばね」

かなり小柄なデシコは混血種族の研究という本を手にしていました。

ジャコウネコの信憑性はそれは…
ジャコウネコの肛門から出る分泌液は花の香りを高める効果があるため香水の原料として高い価値を持っていました。

そしてうんこから取り出される未消化のコーヒー豆は腸内細菌の働きでえらく美味いコーヒーになります。

デシコ「恥ずかしいことではないはずだ…僕の体を通すと あらゆるものが価値のあるものに変化する」

デシコ(僕の肛門から出た分泌液は香水に… 僕の排泄物から取り出されたコーヒー豆はコピ・ルアクに…)

デシコ「どうしてこんなに下に力が集中する? 僕だってトイレ以外で神秘を起こしたい 誰にも笑われない 周りに誇れるような神秘を…」

デシコ「雑多にブレンドされたコーヒー豆が 僕の腸内で上質なコーヒーになるのと同様に 混血の種族が持つ未知なる可能性…彼らについて研究して僕の手で彼らの価値を見出そうと決めたんだ」

デシコかリーダーを務めるコピ・ルアクは危険な思想を持った集団ではなく混血種の研究団でした。

自身から取れる香水の材料とコーヒー豆を資金源としているのです。

そしてその研究はメロンの体についても。

ルイ「そうか…つまり メロンのことも知ってるんだなあんた」

デシコ「勿論! ヒョウとガゼルのハーフの彼のことでしょ? 彼は頭も良くて非常に興味深い」

その研究のためにチスイコウモリを雇っているのですが。

デシコ「僕ら 誤解されやすくてさー この前も部下がコモドオオトカゲに怪しまれて通報されちゃったんだ 可哀想に…」

そのデシコの前でルイとレゴシはひそひそ話をしていました。

レゴシ「部下思いだし 志もあるし…思ったよりずっとちゃんとした団体でしたねコピ・ルアク」

ルイ「安心するのはまだ早い」

ルイは警戒を解いてはいません。

ドープ「あんたが持ってる混血種族の情報と引き換えに…俺たちは何をすればいい?」

デシコ「取引ってわけか… いいよ」

【デシコの出した条件】

デシコ「取引の場にはやっぱりコーヒーが必要不可欠だ! 用意しなくちゃね」

デシコ「ま 僕が知ってるのは メロンの現在の表の顔くらいだけど」

その取引条件として出されたのは一つの袋でした。

…その中身は。

デシコ「僕の一週間分のうんこ」

そこからみんなで飲む分のコピ・ルアクになるコーヒー豆を取り出して欲しいというものでした。

その提案に。

レゴシ「やりましょう」

…レゴシは即答しました。

ドルフは正気かと疑いますが。

レゴシ「俺ここに来る時はもっと暴力沙汰になる覚悟でした!!ウ●ン探ってメロンの情報得られるなら安いものでしょう」

そんなレゴシの提案に。

ルイ「やるしか…ない…」

ルイも渋々賛成していました。

ドルフ「ぐっ…ルイまで… だ…だけど初対面の男のウ●ンだぞ!?」

ドルフは百獣の王の、そして裏社会に生きるオスのプライドもあったのですが…全員参加でコーヒー探しをするはめになってしまいました。

レゴシ「デシコさんは本物の研究者だ…メロンが今どこで何をしてるかももしかしたらしってるかも…」

【メロンの表の顔】

??「いいですかー? 皆さん コピ・ルアク…無精卵のたまご…あと牛乳 これら動物の体を通して生み出される食物は肉を食べた時の幸福感に似た アドレナリンを脳に与えてくれます」

話している人物は教師のようでした。

??「でも〝肉〟そのものの刺激をしってからは…皆がそのありがたみを忘れてしまったんですね…」

その人物は…

メロン「そう 『肉』という概念が生まれてしまったのも戦後のことなのです 皆さんご存知…あの第一次肉草大戦のことですね」

メロンが説明するには。
肉食動物は生命動物、草食動物は自然動物と呼ばれて殺生のない関係だったそうです。

それが戦争を機に関係が崩れて今の捕食者と被捕食者という関係になってしまったのだという。

メロンの今の表の顔、それは歴史学の非常勤講師として大学で教鞭を取っていたのです。

その大学にはハルがいました。

ハル「なんか私には難しくてさ今回のテーマ…一晩考えたのに結局白紙だよー」

ハルの友達「先生に質問したら? 何か書きたいこと見つかるかもよ」

ハル「そうしよっかなぁ……」

ハルはそうとも知らず危険な相手に近づいてしまうのでした。

『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第145話】の感想・考察

ジャコウネコの分泌液はシベットと呼ばれて本当に香水の材料となっています。

同じ名を冠するムスクの材料となるジャコウジカと違って殺すことなく採ることができるそうです。

そのため現在のムスクは再現した香料を使っているそうです。

肉食のジャコウネコにむりやりコーヒー豆を食べさせられるコピ・ルアクと同じく動物虐待と言わることもある方法だそうですが。

メロンは初登場時にはカウンセラーをしていました、
そこでゾウを洗脳して象牙を奪うという商売をしていました。

合理的で冷淡で知能が高い、サイコパスの性質ですね。

それとメロンの講義の内容が興味深いものでした。

銃器が存在して、ゴーシャが傭兵をしていたというセリフがありました。
この世界にも戦争があった、今も起こっているということを言葉の端々から伝わってきているのですが。

そしてこの世界の肉食動物は捕食者でありながら被差別者でもあるということ。
まるで草食動物の理が優先する社会に肩身の狭いを思いをしながら共に寄り添って暮らしているように思えました。

…おそらく肉草大戦で勝った側が草食動物なのでしょう。

さぁ、次回も楽しみですね。

次回の週刊少年チャンピオン43号は9/26の発売です!

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板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』
板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』

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