【BEASTARS】最新話「第146話」ネタバレと感想【プライベートを持たぬ肉体】

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板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』

2019年9月26日発売「週刊少年チャンピオン2019年43号」に掲載されている『BEASTARS』の最新話である第146話【プライベートを持たぬ肉体】

週刊少年チャンピオンを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!

 

【前回のあらすじ】

レゴシはシシ組とともにヒョウとガゼルのハーフのメロンという共通の敵を持っていました。

そのメロンの弱点を知ってると思われるジャコウネコのデシコはハーフの獣の研究者でした。

デシコが知っていたのは今のメロンの表の顔、
それはハルが通う大学の講師でした。

https://www.suzuco.net/entry/beastars-netabare-145/

 

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『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第146話】のあらすじ・ネタバレ

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板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』
板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』

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【メロンの表の顔】

メロンは悪党ヅラと忌み嫌うその顔。

つり上がった三白眼の目を閉じて糸目にして、
牙をマスクで隠して好青年のガゼルとして非常勤講師をしていました。

肉食と草食のハーフでどちらでもないメロンは味覚を求めていました。

メロン(象牙の密売…骨肉麻薬の製造…シシ組のボス…こういう環境で一体 何匹の獣を食ってみては吐き出したことか)

メロン(でも 結局 俺にはどれも砂の味)

どちらの食性でもないメロンの味覚にはどちらも合いませんでした、
そのために美味しいと思うものを探していたのでした。

肉の味を知っているのですが、まだ大人になりきれていない肉食獣は無遠慮に旨そうに箇所に目が行っていました。

ですがその視線に草食獣も気づくほどの警戒心もありません。

メロン(食肉はまるで…男女の恋愛模様 別れ際にホッと息をつき 裏市などで肉の味を知り始ている自分を落ち着かせようと務める姿など なんていじらしい)

そんな姿は食べることの快楽を得られないメロンは嫉妬していました。

【無防備な接近者】

メロン(あの葛藤の末に食った肉…さぞかし旨いんだろう さながら恋の駆け引きの末の性交だ あやかりてぇものだぜ)

そんなメロンに声をかける人物がいました。

??「先生

それは質問があったハルでした。

ハル「全然 食べてないですね 食欲ないんですか?

メロンは近づくまでハルの気づいていなかったのです。

ハル「あっ植物学科 年生のハルといいますさっきの歴史学の講義 すごく面白かったです

メロン「あぁ…それは良かった 僕の非常勤だから分からないことだらけでね…安心したよ

ハルはメロンの歴史の講義を気に入っていました。

メロン(うわー うわー…これはまた小ぶりで真っ白なドワーフウサギか…従順そうな幼い顔立ちにやさすぎず いい塩梅に脂肪のついた若いメス)

メロン(俺は肉食獣の味覚こそないから食べたいとは思わないが こんなの大学でフラフラしてたら卒業前に食われるんじゃないか)

警戒心のまったくないように見えるハルの仕草にメロンは呆れ気味。

オオヤマネコの視線に気づかないどころか椅子の背に体重かけすぎてひっくり返るほどでした。

立ち上がった時にテーブルに頭を打ち、別の獣に肘打ちされとて散々でした。

メロン(誰かに食われる以前にこのウサギ なんか今日にでも死にそうだな…)

ハル「エヘヘ…騒々しくてすみません 早く食べちゃお お昼

メロン(……………… 単純にすごくドジなのか それとも)

ハルの死生観を垣間見ているようでした。

メロン(この子 明るいけど すごく自分の命 軽く扱ってそうだね)

メロンはそんなハルのことに困惑気味でした。

ハル「先生…この前 課題出されましたよね

メロン「あぁ…毎回生徒にレポートを書かせる決まりなんだよ 何か悩んでしまった?

ハル「『肉食と草食の正しい関係』についてのレポート? あれ私未だに白紙で…そのお詫びをしに来たんです…だって本当に書くことないんだもん

ハル「これが私の答えです『肉食と草食の正しい関係』なんて私とパスタの関係と同じです 食べて食べられる関係 ただそれだけですよ肉食と草食なんて

その説明のためにハルはわざとメロンの前に行って食事をしていたのです。

ハル「それでいいんです だから楽しいですだから仲良くする意味があるんです私たち ずっとずっと…

メロン「…いつか本当に食べられてしまうよ そんなこと言ってると

ハル「どうせ 死と隣り合わせなら愛情に命かけます

【メロンの情動】

メロン(……命が軽いというより…この子は 命が身軽な子…だな)

そして2人は食堂を出ました。

メロン(何匹も獣を殺してきた ハーフの俺には肉を食べたい欲望の代わりに 殺りく衝動が備わっているから)

ハルは雨が降ってきたことに傘がないと困り果てていました。

メロン(草食獣を殺したいと思ったことは何度もあったけど 食いたいと思ったことは一度なかったはずだ)

そのハルの背後にメロンは忍び寄ります。

メロン(今日にでも死んでしまいそうな 誰かに食われそうな 君の身軽な命)

メロンはハルの襟に手をかけて物思いに耽っていました。

メロン(この首 どんな味がするだろう)

メロン(君は初めて 殺したくはない… 食べてみたい草食獣)

ハルに興味を持ってしまい後ろから抱きかかえいました。

メロン「君 名前なんだっけ

『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第146話】の感想・考察

肉食獣でも草食獣でもないハーフのメロンは他の者たちが感じている幸福も快楽を味わえないという疎外感を持っていました。

それを理由に犯罪に走るということの免罪符になるとは到底思えません。

その乾きを癒せそうな相手がよりもよってハルちゃん。

ますますレゴシの仇敵となっていきます。

しかし、げに恐ろしきは魔性の清楚ビッチ、ハルの本性ですね。

その姿は嗜虐心をそそるのでしょう、
それが肉食獣の食欲をわきたたせるものとなって…本人にも迷惑な性質です。

それを自覚しているからの身軽な命、かもしれません。

さぁ、次回も楽しみですね。

次回の週刊少年チャンピオン44号は10/2の発売です!

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板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』
板垣巴留/秋田書店『BEASTARS』

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