これまでの『BEASTARS』ネタバレを読みたい方はこちらにまとめています↓
2020年1月30日発売「週刊少年チャンピオン2020年9号」に掲載されている『BEASTARS』の最新話である「第162話」。
週刊少年チャンピオンを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます！
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね！
「無料で漫画『BEASTARS』を読みたい！」
という方向けに、記事の後半で『BEASTARS』の漫画を無料でみる方法を紹介しています。今すぐ知りたい方はクリック！
目次
前回のあらすじ
小さな体を物ともせずに勇猛果敢に戦うウサギのキューにレゴシは弟子入り志願をしました。
ですがキューは女だから、小型の草食獣だからと手加減するレゴシを平等になれと去勢しようとまでしました。
レゴシもゴウヒンの弟子だと知ったキューは渋々ながらも今のままで強くなることに賛同したのです。
https://www.suzuco.net/entry/beastars-netabare-161/
『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第162話】のあらすじ・ネタバレ
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
【メロンの嗅覚】
シシ組のアジトでメロンはキャバクラの名刺を見つけます。
メロン「風紀の乱れじゃんねー一体誰が……」
その名刺の残り香からメロンの古い記憶が呼び起こされてしまいました。
メロン「メスの匂いってでかいくくりで2種類あるよなー 大人のメスと子供のメスだ なんでか分かるか」
問いかけたミーゲルが答えるを待たずにメロンは続けます。
メロン「メスってのは大人になると変貌するからだ 恋愛脳の怪物にな だから俺はこの大人のメスの匂いが嫌いなの ママンの匂いだ…」
【メロンの過去】
メロンはヒョウの母親と2人で団地に住んでいました、
レースと花柄で埋め尽くされてお城にように飾り立てられて部屋で暮らしていたのです。
明らかに種族の違う母子家庭ということもあり、
団地の主婦たちにはガゼルの夫を食殺したという噂は瞬くに流れてメロンの耳にも入っていたのです。
学校ではハーフだということでいじめられ、
家の周辺では下世話な噂話の種にされていたのですが。
メロン（あの部屋では本音が許されなかった ママの作った奇妙なお伽噺のような世界で 2匹 親子で作り物のように暮らしていた）
今でも続く草肉ハーフでどちらでもないメロンには味覚がありませんでしたが。
メロン（でも…あの部屋の中でも唯一 ママの愛情だけは恐らく本物だと思えた）
メロン（あのネコ科のおろし金みたいな突起がある舌で『メロン』と呼ぶと巻き舌っぽい甘い響きになるんだ ママに名前を呼ばれるのが好きだった 俺はハーフではなく…肉食でも草食でもなく…メロン自身なんだと実感できたから。
【メロンという名の由来】
自分の名前の由来を聞いてくるという宿題が出されたのです。
そこでもメロンという名前とハーフの親ということで侮辱した同級生に殺意を抱いていましたがそれを飲み込んで母に名前の由来を聞いたのですが。
メロン「道徳の授業で 名前の由来を聞くっていう宿題があってね メロン …って… どうして僕に名付けたの?」
アイロンがけの手を止めて母は語りだします。
メロンの母「メロンはね 果物でもない…野菜でもない食べ物なの それでもあんなに可愛い美味しいでしょ…肉食でも草食でもないあなたが…それでもあんな風に甘い人生を送れますようにって ママの願いが込められてるの」
メロン（初めてママが 俺のハーフの生まれに言及した瞬間だった それなのに この期に及んでお伽噺のような語り口調のママが どうしても許せなかった）
メロンは母の持っていたアイロンを取ってそのまま母の手に押し付けました…
メロン「ママ… 現実だよ…
僕のハーフの人生は…ただただ現実だよ…」
メロンの母「…知ってるわよだってママ… パパにそっくりなあなたのその目がとても好き」
手を焼かれながらも母は冷静に語りかけます。
メロンの母「その怯えた目と…弱々しい体が好き 草食獣の美しさそのものよ 大好きな大好きな…パパの味を思い出せるから メロン」
メロン（甘い響き ママの巻き舌 ネコ科の舌のおろし金は子どもを優しく呼ぶためではなく骨に残った肉を削ぎ取るためにあるって 本当は知ってた）
メロンはそのアイロンで母親の頭部を殴打しました…
【目覚め】
メロン（ずっとずっと異常だったママとふざけたインテリアを壊したら初めて この部屋がまともになった気がした あぁそうだ…1つママの勘違いを訂正し忘れてた 俺はパパに似てないと思うよ 俺はとてもママ似だから）
この惨状をメロンは暴漢に侵入されたと警察に電話してのがれたのです。
『BEASTARS(ビースターズ )』最新刊を無料で読もう！
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
以上、『BEASTARS』のネタバレと考察をお届けしましたが、どうせなら漫画を読みたくありませんか？
実際に『U-NEXTの無料体験サービスを利用すること』で『BEASTARS』の最新刊を無料で読むことが出来ます。
U-NEXTでは31日間の無料体験サービスを提供していて、登録後すぐに600円分のポイントが貰えます。
600円分のポイントを使えば『BEASTARS』を今すぐ無料で読むことができるというわけですね。
また、U-NEXTの無料体験はいつ解約しても解約金は無しなので、是非お試しアレ。
＞『BEASTARS』を無料で読む解約違約金ありません！
『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第162話】の感想・考察
この世界ではわかりませんが。
農水省の見解では種を撒いて花を咲かして1年で枯れてしまう物を野菜。
翌年でも枯れずに花を咲かせて実をつけるものを果実と定義しています。
そのためメロンとスイカはカボチャと同じく野菜に区分されます。
学校でハーフだという理由でいじめられて、
家の周りでは奇妙な親子だと噂話に立てられ、
家では本音を話すことができない空気。
…これではメロンの心が歪むのも仕方のない話です。
人間でも食欲と性欲は限りなく密接しているといいます。
食殺犯のリズのように友情が行き過ぎて相手を食べたということもあるのですから。
〝愛の失敗作〟そう自分を称したのも母の歪んだ愛情から来ていたのですね。
いくら親同士が愛し合って生まれて子供でも世間の目は厳しく、
メロンは好奇の目にさらされていました。
レゴシのイマジナリーキメラのようなオオカミとウサギの特徴が混じり合った子が生まれたとしても同じ道をたどることでしょう…
ゴーシャがボランティアとして手伝いに行っていたハーフの子を受け入れる保育園や、
研究団体コピ・ルアクのような人たちもいることはいますが。
未だ肉草の異類婚は険しい道なのですね。
次回に続きます。