これまでの『BEASTARS』ネタバレを読みたい方はこちらにまとめています↓
2020年5月14日発売「週刊少年チャンピオン2020年24号」に掲載されている『BEASTARS』の最新話である「第176話」。
読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます！
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目次
前回のあらすじ
死地に向かおうとするレゴシに対してルイは自分の思いを乗せた血液を提供していました。
ホーンズ財閥新社長就任記者会見の場を利用して裏市を現状をルイは表の社会から訴えかけます。
そしてレゴシは裏の社会を巣食うメロンを止めるための戦いを始めます。
『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第176話】のあらすじ・ネタバレ
【分厚い門の向こう】
ヤフヤ「こんな大昔に作られたゲートを引っ張りだしてでも警察は臭いものにはフタをしたいんだよ まったく」
レゴシの依頼で決闘中の警備警察の総力を上げて裏市を封鎖します。
あまりにも仰々しい鉄扉は中の異常事態を喧伝しているようでした。
獣の頂点、
ビースターのヤフヤは身の回りの世話をさせているハツカネズミの窮鼠五百団に外を任せて単身にで乗り込もうとしていました。
ヤフヤ「裏市は僕にとっての宿敵だ そこで最期を迎えられるのなら本望だ」
見た目だけなら若々しいヤフヤはレゴシの祖父と同級生です、
その年齢からくる衰えを感じていたのです。
ヤフヤ「そのついでに親友の孫を助けることができたら…俺はやっとあのジジバカを心から罵ってやれるだろ? ずーっと負け続けてたがやっと俺の勝ちだ …ってな」
そう言ったヤフヤの目の前にはレゴシの祖父ゴーシャが立っていました。
ゴーシャ「裏市に入れなくてよじ登ったらお前が見えたから… ヤフヤ お前…レゴシを助けようと…?」
ゴーシャは違う道を選んでたった1人で戦うヤフヤも立派だと言うのですが。
その牙の毒腺からは孫を思って高濃度を毒を垂らしてゲートを溶かしていました。
ヤフヤ「もう勘弁してくれよ…たかが家族愛でコンクリートなんて溶かされたら こっちはたまったもんじゃないんだ 思いとか絆とか…そんなもの信じずにこっちはずっと1匹でやってきたっていうのに 大体お前は昔から」
ヤフヤがゴーシャを睨みつけようとして振り向いた時には毒でコンクリートの塀を溶かしてそこに落ちていました。
【戦いの始まり】
レゴシ「せっかく立派な毒牙があるのに 爪を使うなんて優しいんですね…ドク組さん」
レゴシは祖父ゴーシャと同じコモドオオトカゲで構成されているドク組と戦っていました。
メロン率いるシシ組と戦う前にコモドオオトカゲのドク組、
ヒョウのマダラ組、
雌キツネのイナリ組という順番に戦うつもりでした。
ドク組組員「コモドオオトカゲの毒牙に興味がおありか 堪能させてあげよう…」
そう言ってコモドオオトカゲは口枷を外します。
【生命の神秘】
乳歯からの生え変わりの時期にゴーシャはレゴシの歯に毒管が通わない良いと願っていたのてす。
ゴーシャ「お前には毒など持たずに…ちゃんと誰とでも触れ合える体でいてほしいんだ」
そう願ってゴーシャは幼いレゴシを抱きしめます。
高く跳躍するコモドオオトカゲを見ながらレゴシは祖父との記憶を思い出していました。
レゴシ（コモドオオトカゲの毒×その血筋×爬虫類の再生能力…×〝愛〟で…何が出来上がるんだろう）
自分の命を取るために襲いかかってきたコモドオオトカゲにレゴシは祖父を思い出していました。
レゴシ（俺 おじいちゃんにこうやって抱きしめられるのがすきだった この固い鱗に覆われた腕が 抱きしめているのに殺しに来ているような腕を持つ優しいおじいちゃんのことが大好きだった）
思い出に浸るレゴシに異変が起きていました。
レゴシ「あ…!? 新しい歯が生え…おじいちゃん」
コモドオオトカゲ「おい!!? 誰がおじいちゃんだ!! ど…毒注入してるんだが!?」
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『BEASTARS(ビースターズ )』最新話【第176話】の感想・考察
本来のコモドオオトカゲの毒は血液の凝固を阻害して失血性ショックを起こさせるヘモトキシンという毒素です。
噛んだ獲物の傷口は塞がらないで血が流れ続けるためにいずれは獲物が弱って容易に捕食できるようにするというものなのです。
ゴーシャの毒には鍋やコンクリートを溶解する強酸性でもあるようです。
レゴシはその毒に耐性を持っていて、
マーマレードのようにほろ苦いと感じる程でした。
有毒生物は普通の肉食獣よりも社会的には肩身の狭い思いをするためにゴーシャらレゴシには毒を受け継いでもらいたくない常日頃から願っていました。
レゴシが祖父から受け継いだ物は毒の耐性と再生能力でした。
トカゲのしっぽ切り、
自切からの再生には骨は本来含まれないのですが…
たった1人でのレゴシは戦いは爪だけではなく牙という武器も再び手にしました。
それでも数の差はそう簡単には覆りません。
次回に続きます。
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