2019年7月29日発売「週刊少年ジャンプ2019年36・37合併号」に掲載されている『チェーンソーマン』最新話の第33話「作戦開始」。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
【前回のあらすじ】
未来の悪魔と契約しに行った早川アキは、契約の条件として未来の悪魔を右目に住ませることを要求される。
お前は未来で最悪な死に方をするからそれを見せろ…それが未来の悪魔の望みであり、アキが承諾したことで契約成立。
一方、最強のデビルハンターを自称する先生から指導を受けていたデンジとパワーは頭脳を使って戦うことを覚え、100点満点を言い渡される。
次は実践として、姫野たちを殺した通称サムライソードとヘビ女を捕まえに行くことに。
失敗すれば4課は終わり、デンジたちは処分。
その後、先生はマキマと旅亭で密談し、マキマが特異課襲撃事件を知っていて見逃したことがほのめかされる。
そしてデンジたちのターゲットであるサムライソードとヘビ女はというと…襲撃に備え、大量のゾンビ軍団を用意したビルで待ち構えているのだった。
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目次
『チェーンソーマン』最新話【33話】のあらすじ・ネタバレ
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『チェーンソーマン』最新話【33話】のあらすじを詳しくお伝えしていきます。
【無力を自覚しながらも戦うことを選ぶアキ】
未来の悪魔と契約し終えたアキは、京都から来た二人(黒瀬と天童)に車で送ってもらいます。
黒瀬は車を運転しながら、本当に銃の悪魔を殺せるつもりでいるのか、とアキに質問してきます。
銃の悪魔は世界中で何百万という人間を殺していますが、今回アキは特異課を20人ほど殺した程度の相手に負けてしまっています。
黒瀬も天童も、元々は銃の悪魔にメチャクチャされた恨みから公安に来たようですが…銃の悪魔を殺す気などなく、ムリだと諦めているようです。
「正直アキ君見てるとムカつくんですわ。弱いクセに漫画ん主人公みたいな目標掲げて、痛くてサブイボ立つわ」
好き勝手言ってくる黒瀬に対し、それまで黙っていたアキがようやく口を開きます。
「俺の前でごちゃごちゃ言わないでくださいよ。アンタは黙って見てればいい」
アキは自分が自分を客観視できていないことを自覚しながらも、そうでなければやっけいけない、と開き直るように言います。
「ご指導ありがとうございました」
車を降りていくアキに対し、黒瀬は餞別に缶コーラを投げ渡し、「ムカつくけど応援しとくわ!」と前置きし、激励の言葉を贈ります。
「特異課にまともな奴がいないから気をつけな!」
【ヤクザから情報を引き出すマキマ】
マキマは襲撃事件にかかわっていたヤクザの親分の別荘を訪れていました。
周りをヤクザに囲まれながら、一人でソファに座ったマキマが、親分から情報を引き出していきます。
ヤクザの親分は、今回のことは若い奴らが勝手にやったことであり、それを分かってもらうためにも何でも答えますよ…と協力的な姿勢を見せてきます。
襲撃事件の黒幕は沢渡(ヘビ女)であり、若い奴らが騙されて銃の悪魔と契約してしまったそうです。
「契約の内容は?」
「銃の悪魔に2万円を払う代わりに、契約者は銃と弾がもらえるんだとよ」
マキマはさらに、銃の悪魔と契約している人間の名前を、他の組も含めて教えるように要求しますが…そこで親分の態度が一変します。
「お嬢ちゃんアンタさぁ…な~んもわかってねえなあ」
【ヤクザを脅迫するマキマ】
ヤクザの親分は葉巻をふかせながら、マキマやデビルハンターを馬鹿にし始めます。
もしヤクザの親分がマキマの要求通り他の組について告げ口し、それがバレて組同士で争いが起これば、外国マフィアの台頭を許し、日本の治安が悪化してしまうのだ、と。
自分達ヤクザは日本を守るために存在している必要悪であり、そんなこともわからないデビルハンターは学のない馬鹿ばかりだとまで言って、ヤクザの親分はいやらしい笑みを浮かべて、マキマを見下してきます。
その場にいたヤクザたちも親分に同調し、「ハハハハ!」と声を上げて笑い出します。
そんな中、マキマは無言で紙袋を取り出し、机の上にすっと置きます。
金で仲間を売れということか、と勘違いする親分でしたが、中身はお金ではありませんでした。
「ここにいる皆さんの……父や、母、おばあちゃん、おじいちゃん、兄弟、姉妹、恋人、奥さん、の、目です」
「め?」
ヤクザの親分が紙袋の中を確認してみると、中には本当に大量の目玉がぎっしり詰められていました。
「うっ!?うあうアア!?」
驚き冷や汗をかく親分に対し、マキマはポーカーフェイスを崩さず、淡々と言います。
「安心してください。公安には目を元通りにできる人がいます。ご協力していただけるのならその人を紹介します」
そんなマキマに対し、後ろから一人のヤクザが殴りかかろうとしますが…一瞥されただけで、鼻や目、口から血を垂れ流し、その場にガクッと膝をついてしまいます。
「貴方の言う必要悪というものは、悪事を行う自分を正当化する言い訳です。その言い訳は社会に必要ない」
すっと立ちあがったマキマは、感情のこもらない冷徹な瞳で親分に対して続けます。
「必要な悪というのは、常に国家が首輪をかけて支配しているものです」
【作戦なし?ゾンビ満員のビルに突入間近のデンジ達】
「地下と一階入り口は退魔7課と警察が包囲。ビル中の制圧は全て特異1課に任されている」
ヤクザの親分に黒幕と呼ばれた張本人である沢渡が、隣を歩く刀の悪魔の男に対して現状を簡潔に説明します。
「できるだけ公安を殺してデンジの心臓を奪う。そのあとはヘビを使えば私とお前ぐらいなら逃げれるだろう」
そんな沢渡に対し、刀の悪魔の男は短く答えます。
「デンジは俺が殺す」
意気込む刀の悪魔の男でしたが、ビルの外で待機中のデンジはというと、口の中に指を突っ込んで「アぇ~、う」などとまったく緊張感がない様子です。
「あまり熱くなるなよ」
いさめる沢渡に対し、同じく現場付近まで来ているのか、対峙するようなカットで無言のアキが描かれます。
そしてデンジとパワーを鍛えた先生が、突入を前に口を開きます。
「作戦はない。特異課全員をビルにぶち込む」
そしてビルの中には無数のゾンビがうごめいているのでした。
『チェーンソーマン』最新話【33話】の感想・考察
京都から来た黒瀬がアキに憎まれ口を叩きながらも、何だかんだで最後は応援してくれる流れは、なかなかカッコ良くて熱いシーンだと感じました。
黒瀬はもう会うこともないだろうし…とアキに言っていましたが、この二人がまた再開することもあるかもしれませんね。
また、マキマがヤクザを脅迫する場面で、大切な人たちの目玉を取り出すシーンは思わずぎょっとしてしまいました。
絵面もショックですが、どうやって実行したのか、経緯を想像するとさらに恐ろしいですよね。
脅迫しているマキマが本当に冷徹で、まったく感情の揺れ動きが感じられないあたりも、マキマというキャラクターの底知れない恐ろしさが感じられます…。
マキマは必要悪というものは国家が首輪をつけて支配しているものです、と語っていましたが、デンジやパワーがまさにそれにあたるのかな、と感じました。
そしてラストでは刀の悪魔の男とデンジ、ヘビ使いの沢渡とアキがそれぞれ対峙するような意味深なカットが描かれていましたが、それぞれ一対一で戦うことを示唆しているような気がします。
デンジもアキも以前の戦いでは不覚を取りましたが、デンジは先生との特訓で頭を使うことを覚え、アキは未来の悪魔と契約してパワーアップしていますから、今度はリベンジを果たせそうですね。
その前にまずは大量のゾンビを何とかしないといけないわけですが…ボスクラスの敵の前に用意された前座のザコ軍団のような印象を受けました。
次回はデンジやアキ、それにパワー達がゾンビ軍団を相手に無双する爽快なバトルシーンが見れるかもしれませんね。
次回が楽しみです。
次回、『チェーンソーマン』34話が掲載予定の週刊少年ジャンプは8/19の発売です!
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