2019年10月7日発売「週刊少年ジャンプ2019年45号」に掲載されている『チェンソーマン』最新話の第41話【嵐の前】。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます！
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね！
目次
【前回のあらすじ】
マキマとの映画館デートを経て、自分に心があると確信したデンジ。
街中の電話ボックスで雨宿りしていたデンジは、そこでレゼという女生と出会う。
デンジはレゼの働いている喫茶店を訪れ、二人はちょっといい感じに。
マキマ一筋を決めていたはずのデンジだったが、徐々にレゼに心が傾き始めるのだった。
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『チェンソーマン』最新話【41話】のあらすじ・ネタバレ
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【アキの新バディは天使の悪魔】
アキがタバコの空き箱を路上のゴミ箱に捨てるところから始まります。
アキの視線の先には、ベンチに腰かけてアイスクリームを食べている天使の悪魔が。
すでに天使の悪魔は３つもアイスを食べているようで、「もう十分だろ」とアキが声をかけ、パトロールへ行こうとしますが…。
アイスを食べて疲れたという天使の悪魔は、「今日はもう働きたくない」と駄々をこねます。
銃の悪魔の場所が判明し、遠征が行われることになっているのですが…
アキがその遠征に参加するためには、もっとデカイ悪魔を倒した成績が必要なようで、新たなバディとなった天使の悪魔にも協力を要請します。
しかし天使の悪魔は乗り気でなく、四つ目のアイスを要求してきます。
アキはベンチに足を乗せ、「使えない悪魔」として天使の悪魔を上に報告すれば、悪魔として処分されるぞ、と脅しをかけます。
天使の悪魔は少し間をおいて、考えるような素振りを見せますが…出てきた答えは「働くより死んだ方がマシ」というもので、アキの脅しにも全く動じません。
【合わない二人】
場面は少しさかのぼり、アキと天使の悪魔がバディになった経緯が描かれます。
銃の悪魔討伐遠征に参加したいアキに、新バディとして天使の悪魔を紹介したのはマキマでした。
天使の悪魔は４課の隊長である岸辺に次ぐ強さを持っており、怠け癖はあるものの、上手く使いこなすようマキマは言います。
「悪魔とうまくやっていける気がしない」というアキに、「仲良くならなくても利益になるよう使えさえすればいい」とマキマは答えます。
天使の悪魔は触れた人の寿命を吸い取り、特殊な力を持つ武器に変える力を持っており、その力で生まれ育った村人全員を殺していました。
アキの使っている刀も天使の悪魔の力で生まれたものであり、フリでいいから仲良くできればアキの力になるはず…マキマはそう言っていましたが…。
パトロールを再開したアキは、路地裏でとある悪魔を発見し、撃退に成功しました。
悪魔の体内からは、悪魔に食べられたと思われる人間の男が出てきましたが、下半身を失っており、意識はあるものの助かる見込みはありませんでした。
「殺してくれ…」と頼んでくる男に対し、アキは楽に死なせてやろうと、天使の悪魔に寿命を吸い取る力を使わせようとしますが…。
天使の悪魔は「人間は苦しんで死ぬべき」という持論を持っており、男の寿命を吸い取ることを拒否します。
アキは天使の悪魔に頼るのをやめ、自分の刀を男の頭部に突き刺し、絶命させます。
「フリでも仲良くはなれないな」
アキのその言葉に、天使の悪魔も同意します。
【レゼの元に通い詰めるデンジ】
（俺の心を見つけてくれたのはマキマさん。だから俺の心はマキマさんのものだ）
デンジは自分にそう言い聞かせますが、体が勝手にレゼの働いている喫茶店に向かわせてしまいます。
デンジが店内に入ると、他に客もいないからか、学生であるレゼは机に座って勉強している最中でした。
デンジはすでに一週間も通い続けているようで、昼ご飯にカレーとアイス、さらにチャーハンを頼みます。
注文を待つ間、デンジとレゼは雑談を交わし合い、レゼの方からデンジの横に座ってきます。
学校や勉強の話をしていた流れで、レゼがデンジに感じを教えることになり…
レゼはノートに「金玉」と書いて、何と読むでしょう？とデンジに問題を出してきます。
なぜかキンタマだけ読めるデンジは正解し、レゼを爆笑させます。
「レゼとなら、楽しそうだし、学校行きたかったな」
デンジは自分の口から出た言葉に驚きます。
レゼはそんなデンジの方に腕を回して、「夜の学校を探検しよ？」と意味深なお誘いをかけてきます。
デンジは二つ返事で「します」と誘いに乗るのでした。
【デンジを狙う台風の悪魔】
モヒカン頭の男が、洗面台に流れている水に向かって話しかけています。
どうやら話しかけている相手は、モヒカン男が契約している「台風の悪魔」のようです。
モヒカン頭は、チェンソーの悪魔の心臓を手に入れられれば、台風の悪魔の力を一生使わせてもらえる…という契約を結んでいるようです。
モヒカン頭は、台風の悪魔をはじめとする悪魔たちが、なぜチェンソーの悪魔の心臓を狙うのかを聞いてみますが…知る必要はない、と一蹴されてしまいます。
台風の悪魔は、チェンソーの悪魔と契約している人間（デンジ）が、すでにたくさんの悪魔を殺していることを知っており、警戒するようモヒカン頭に忠告します。
しかしモヒカン頭は、以前もデビルハンターを殺したことがある、と自信をのぞかせます。
殺したデビルハンターは、血も涙もないと言われるほど冷酷な男でしたが…
モヒカン頭によって「血と涙が出る場所」を探されたことで、最終的には大人しく殺されてしまったそうです。
モヒカン頭が見つけ出した「血と涙が出る場所」とは、冷酷なデビルハンターの妻と娘のことでした。
その二人を人質に取って皮をはぎ、それを見せつけることで…冷酷と言われていたデビルハンターを殺したのでした。
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『チェンソーマン』最新話【41話】の感想・考察
嵐の前、というサブタイトル通り、平和に見える日常の中で、今後の波乱を予感させるような、不吉な話でしたね。
アキが新バディである天使の悪魔に手を焼かされている一方、デンジはレゼとかなり親しくなっていますが…。
後半で登場した不気味なモヒカン男は、デビルハンターを殺すために妻と娘を人質に取ったと明言しており、デンジを殺すためにレゼを人質に取ろうとする展開が目に見えるようですね…。
デンジはレゼを守れるのか、あるいは読者の予想を裏切る意外な展開が待っているのか…来週も目が離せませんね。
次回、『チェンソーマン』が掲載予定の週刊少年ジャンプは10/14の発売予定です！