【ゴールデンカムイ】最新話「第209話」ネタバレと感想【ケソラプ】

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

2019年8月22日発売「週刊ヤングジャンプ2019年38号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第209話【ケソラブ】

週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!

 

【前回のあらすじ】

都丹庵士を雪崩に埋めた際、土方歳三から接触され、鶴見中尉を裏切って土方側に寝返っていた有古。

有古は鶴見中尉の持つ刺青人皮を奪おうとしますが、見つかってリンチされた挙句、親族を皆殺しにすると脅迫され、二重スパイを強要されます。

偽の刺青人皮を持って土方と合流した有古。

鶴見と土方はお互いの腹の探り合いをしつつ、刺青人皮争奪戦は続くのでした。

https://www.suzuco.net/entry/gordenkamuy-netabare-208/

 

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『ゴールデンカムイ』最新話【第209話】のあらすじ・ネタバレ

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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【リュウとの別れ!】

「トホトホトー!」

杉本たちが犬ぞりで雪上を進み、エノノカたちの村を目指しています。

リュウは犬ぞりの先頭を務める「イソホセタ」に昇格しており、頭にも飾りをつけてもらっていました。

先頭犬になれる犬は特別扱いを受け、寝起きも飼い主と一緒で家の中でさせてもらえます。

先頭犬になれたリュウはここにいたほうが大切にしてもらえる、ということで、ここでお別れすることになります。

「自分の居場所を見つけたわけだ」と白石。

杉本たちはリュウの顔をワシャワシャとなでながら、ここまで世話になったお礼を伝えます。

月島が通りがかりの馬ぞりを見つけ、大泊まで乗せてもらえるように交渉したことで、ここから先の足も確保できました。

「ヘンケとエノノカとはここで別れる」

 

【ヘンケとエノノカとの別れ!】

ここまで杉本たちを犬ぞりでサポートしてきたエノノカとヘンケ。

エノノカはチカパシとの別れを惜しんでか、スンスン泣きながら…鯉登から渡された紙幣の束をペンペンと数えています。

「ホントにしっかりした子だなぁ~」と杉本は感心。

チカパシがエノノカに声をかけようとしますが、エノノカは一人でどこかへ行ってしまいます。

杉本にうながされ、谷垣も見守る中、チカパシはエノノカの後を追います。

エノノカは大きな木の下でうずくまり、一人で泣いていました。

「さよならしない。チカパシ来るまで待つ。ホホチリ切ったらなくさないで。エノノカ忘れないで」

「うん…絶対忘れない。また来るね、エノノカ」

鯉登が出発の合図をして、エノノカとヘンケ、リュウを残し、それ以外の全員が馬ぞりに乗ります。

「あばよ婆ちゃん、みんな達者でな」

場ぞりから手を振って別れを告げる杉本たちを、ヘンケとリュウが見守っています。

エノノカもその場にいますが、ヘンケの背中に隠れて顔を見せようとしません。

 

【チカパシに異変が?】

ヘンケの背中から出たエノノカが、泣きながら叫びます。

はっと気づいたチカパシは、「エノノカ!待ってて!おれ絶対に…!」と何かを言いかけて身を乗り出しますが、すべって馬ぞりから落ちてしまいます。

谷垣がすぐに気づいて馬ぞりを止めますが、チカパシにケガはないようです。

白石や杉本が、早く来い、置いてっちまうぞ、と声をかけますが、チカパシは動きません。

チカパシの脳裏には、エノノカやヘンケと家族のように過ごした、暖かい時間がよぎっていました。

ザッと立ち上がったチカパシは、黙って杉本たちが乗っている犬ぞりの方を見ます。

「どうしたんだ?アイツ…少し待っててくれ」

異変を感じ取った谷垣がそう言って、馬ぞりを降りてチカパシに近づいていきます。

 

【チカパシの自立】

チカパシの元へ向かいながら、谷垣はチカパシと出会ってから、これまでの出来事を思い出していました。

そしてチカパシの側まで来ると、ボタタッと大粒の涙をこぼします。

「チカパシ…お前はここに残って、自分の本当の家族をつくりなさい」

涙ながらにそう伝えてくる谷垣に、チカパシも泣きながらうなずき、あるお願いをします。

「インカラマッもオレと同じ一人ぼっちだから、谷垣ニシパが家族になってあげてね」

谷垣は二瓶鉄造から受け継いでいた村田銃を、今度はチカパシに託します。

自分は側にいてやれないが、体が大きくなったらこの銃を持って狩りへ行き、ヘンケたちに世話になった恩を返すんだ、と。

「その銃を使うときはひとりで立つんだ」

「ひとりで立つ…これも勃起だね?谷垣ニシパ」

銃を受け取ったチカパシが精悍な表情でそう聞くと、谷垣も胸を張って答えます。

「そうだ勃起だ!!チカパシ!!」

最後にチカパシは、「アシリパを連れ帰ってフチを元気にさせてね」と谷垣にたくし、谷垣も「わかった」と笑顔で答えます。

「あばよチカパシ!元気で暮らせ!!」

再び走り出す馬ぞりから、チカパシたちに全員が笑顔を向けます。

そして馬ぞりが走り去ると、残ったチカパシの元へ、エノノカとリュウが走り寄ってくるのでした。

『ゴールデンカムイ』最新話【第209話】の感想・考察

今回はものすごくまっとうな、ボーイミーツガールなお話で、ホロリときました!

エノノカやヘンケとの別れが来ることはわかっていましたが、チカパシ、それにリュウともここで別れることになる…とは予想していませんでした。

今後の杉本たちは鶴見中尉や土方達との血みどろの金塊争奪戦に巻き込まれていくと思うので…悲惨な争いの前に、子供たちや犬くらいは旅のメンバーから外してあげたかった、という野田サトル先生の意図もあったのかな、と感じました。

また、チカパシの名の由来ですが、「陰茎を立てる」という意味以外にも、「鳥」という意味もあるようです。

 

勃つ鳥は空を濁さず、と次号予告にありましたが、今回のエピソードと、チカパシの名の由来である「勃起」と「鳥」をかけているのですね。

 

お別れはさびしいですが、チカパシの立派な巣立ちを見れて、暖かい気持ちになれました!

 

とても気になります。

次回の週刊ヤングジャンプ39号は8/29の発売です!

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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