【ゴールデンカムイ】最新話「第215話」ネタバレと感想【流氷の天使】

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

2019年10月3日発売「週刊ヤングジャンプ2019年44号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第215話【流氷の天使】

週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!

 

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前回のあらすじ

鶴見中尉達から逃げ出した杉本一行は連絡船に乗り込むが、雷型駆逐艦の追跡を受ける。

連絡船VS雷型駆逐艦の逃走劇の末、アシリパのひらめきで真っ白なシーツをまとって流氷の上に降り立ち、姿を隠して徒歩で逃げることに。

雷型駆逐艦は周りを流氷に囲まれ始め、さらに杉本たちに同行している狙撃手ヴァシリを警戒した鶴見の判断で、追跡を一時断念。

杉本たちは順調に流氷の上を進んでいくが、白熊が近づいているのだった。

https://www.suzuco.net/entry/goldenkamuy-netabare-214/

『ゴールデンカムイ』最新話【第215話】のあらすじ・ネタバレ

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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【流氷の天使を食らう白石】

アシリパとクリオネが天使のようにたわむれる様子が扉絵で描かれます。

そして本編が始まると、さっそく白石がクリオネを生で口に入れて食べようとしますが…

生臭かったようで、すぐにブッと吐き出してしまいます。

杉本は鶴見中尉が稚内で待ち構えていることを予測し、裏をかくために遠回りしていくことになります。

流氷の割れ目から海に落ちないよう、注意しあって進む杉本たちでしたが…後ろから音もなく白熊が近づいてきています。

一方、雷型駆逐艦の戦場では、鶴見中尉達が今後について話し合っています。

宇佐美はアシリパに対して、親族を殺すぞ、と脅迫することを提案します。

しかし脅迫は逃げる前にしないと成立しない、と菊田に指摘された宇佐美は、うるさいな~と嫌そうな反応。

宇佐美はさらに、新聞でアシリパの祖母が死んだ、と広告を流すのを提案しますが…やはり菊田が口をはさみます。

かつて皆殺しにした網走の看守たちは、金塊を狙う同じ穴のムジナであり、汚職に染まって違法に囚人を苦益させていましたが…

アシリパの祖父には何の罪もなく、殺すことに菊田は反対です。

宇佐美と菊田のやり取りを聞いていた鶴見は、フゥ…とため息をつきます。

「アシリパにまだ迷いがあり、覚悟が決まっていないようなら、脅迫に従うかもしれないな…」

鶴見はそう言いますが、その可能性は低いだろう、とその表情が物語っていました。

 

【話し合う杉本たちと、近づいてくる白熊】

杉本やアシリパたちも、これまでのこと、そしてこれからのことを話し合いながら、流氷の上を進んで行きます、

実は逃げる前の夜、鯉登と月島が話しているところを、白石はこっそり盗み聞きしていました。

話の内容はほとんどわからなかったものの、少なくとも鶴見中尉が金塊をアイヌのために使うつもりなどなく、政権転覆と満州進出までをも視野に入れている…ということはわかりました。

鶴見中尉達にとってアイヌ独立うんぬんは問題外、国家存亡のためでもなく、あくまで自分たち屯田兵のために金塊を欲しているのだろう、と結論付けます。

話題はキロランケのことに移り、アイヌでも和人でもないのになぜ日露戦争に参加したのか?という話になります。

アイヌに成りすましていたキロランケでしたが、ウイルクと別れることになって日露戦争が勃発、兵役拒否して色々と調べられるより、黙って出兵して帝政ロシアと戦ってやろう…そんな気持ちだったのではないか、と白石が想像します。

話題が戦争のことになると、(戦争で殺し合って物事を解決するのは手っ取り早くて簡単なことだ)と杉本は考えます。

そしてアシリパが選ぼうとしている道の方が、戦争よりもはるかに困難な道なんだよ、と杉本が考えているその後ろで…白熊が徐々に近づいてきていました。

 

【尾形の暗躍と白熊の襲撃】

樺太の大泊では、前々回、ヴァシリに銃殺された鶴見中尉の部下の死体を、月島が調べていました。

死体を運ぼうとする月島でしたが、何者かに軍服を脱がされていることに気づきます。

目撃していた子供に話を聞いてみると、その男は狙撃手が手練れであることを見抜き、さらに死体から軍服をはぎ取り、銃まで奪っていったそうです。

その人物の正体は、なんと尾形でした。

一方、流氷の上を進む杉本たちでしたが、最後尾を歩く白石が徐々に遅れ始め、その後ろからは確実に白熊が迫って来ていました。

杉本はアシリパにそっと話しかけ、キロランケが死ぬ前、なんと声をかけたのか聞き出します。

アシリパは暗号の謎を解く方法が分かったことを認めますが…杉本はその先を聞かず、その時が来たら教えてくれ、とアシリパに託します。

アシリパもまた、自分が今、暗号の解読法を教えてしまったら、優しい杉本はアシリパを置いて一人でいってしまい、そして傷つくだろう、と想像します。

鶴見中尉たちから逃げ出した際にそうしたように、自分が弾除けとなり、杉本の強力な盾となる。

そしてアシリパは、ただ盾となるだけでなく、いざとなれば、道理さえあれば…

(私は杉本と一緒に地獄へ落ちる覚悟だ)

アシリパはいざとなれば人を殺す覚悟さえも、すでに固め終えていたのでした。

突然背後から叫び声が上がり、杉本たちが振り返ると、白石が背後から白熊に襲われ、海へ落ちていくところでした。

まったく白熊に気づいていなかった杉本は大慌てで銃を取り出します。

海に落ちた白石は自力で這い上がってきますが…鼻からクリオネが飛び出しているのでした。

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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『ゴールデンカムイ』最新話【第215話】の感想・考察

今回もすごく情報量の多い、そして濃いエピソードでしたね。

白石とクリオネの絡みで笑わせつつ、いざとなれば人を殺す覚悟をしているアシリパや、尾形の再登場、そして白熊の襲撃…と、見どころを上げればキリがない程でした。

決して人を殺そうとせず、作中の表現では「清い存在」であり続けたアシリパですが、今後の流れ次第では本人の決意通り、人を殺す展開もあり得そうですね…。

アシリパを相棒として認めた杉本ですが、アシリパが人を殺そうとしたら、そして本当に殺してしまったら、どんな反応をするのか…とても気になるところです。

また、鶴見中尉達の中では、若干かやの外にされている感のあった菊田特務曹長ですが、アシリパの祖父を殺すことに反対だったり、容赦のない宇佐美とは対照的に描かれていました。

罪のない人間を殺すことに罪悪感があるのか、それとも部下である有古に対し、親族の命を使って脅迫した鶴見のやり口に内心では不満を抱いていたのか…

ひょっとしたらこういう人間らしい部分を鶴見から信頼されておらず、ちょっと雑な扱いを受ける要因になってしまっているのかもしれないな、と感じました。

人対人の展開が続いているゴールデンカムイでしたが、次回は大自然の驚異である白熊との戦いが見れそうで、そちらも期待大です。

 

次回の週刊ヤングジャンプ44号は10/10の発売です!

 

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