2019年10月24日発売「週刊ヤングジャンプ2019年47号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第216話【北海道にて】。
週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
「無料で漫画『ゴールデンカムイ』を読みたい!」
という方向けに、記事の後半で『ゴールデンカムイ』の漫画を無料でみる方法を紹介しています。今すぐ知りたい方はクリック!
目次
前回のあらすじ
駆逐艦で追ってくる鶴見中尉から逃げるため、流氷の上を歩いて進む杉本たち。
しかし背後から忍び寄っていた白熊に襲われてしまう。
毛皮をお金に換えるために、杉本は無傷で白熊を仕留めることに成功するが…
白熊の亡骸は流氷に乗って流れていってしまう。
杉本たちも負傷と疲労に襲われるが、運よくアイヌの人たちの船に乗せてもらうことが出来、北海道へ帰還するのだった。
https://www.suzuco.net/entry/goldenkamuy-netabare-216/
『ゴールデンカムイ』最新話【第217話】のあらすじ・ネタバレ
[jin-img-kadomaru]

[/jin-img-kadomaru]
【演技力の上がった尾形?】
軍服姿にマントを羽織った尾形が、アシリパたちの止まっていた旅館で女将に聞き込みをしています。
アシリパがここに泊っていたこと、海軍に連絡船で追われて砲撃されたこと、捕まらずに北海度へ逃げたらしいこと…などを聞き出します。
続いて尾形は連絡船へ向かいます。
最近まで日露戦争の負傷で寝たきりだった哀れな軍人を装い、連絡船の船長の同情を誘う尾形。
年老いた両親の待つ北海道へ帰りたいが、船賃がなく、代わりに…と、ボウタラを数匹差し出します。
尾形の話を聞いていた船長は、感極まって泣き出してしまいます。
船長の好意で、尾形は連絡船に乗せてもらえることになるのでした。
【ヒグマに食われる謎の男】
帽子をかぶった小柄の男が、雪山を必死で逃げています。
男の後ろからはヒグマが近づいてきており、男は逃げる途中で木の枝にぶつかり、額をけがしてしまいます。
「うわあああ!」
やがて悲鳴が上がり、横たわる男の腹あたりを、ヒグマがガリガリ、クチャクチャ、と捕食しているようなシーンが描かれます。
男は目を見開き、死んでいるように見えます。
そんな男の腰には、ヒグマがサケを背負っている姿が刻まれた、特徴的な木彫りの容器が。
【ヒグマを狩るアシリパたち】
アシリパたちも、アイヌのニシパと共に雪山に入っており、猟犬を連れてヒグマ狩りをしていました。
犬たちが雪の中で見つけた、小さくて黄色いシミ…それはヒグマの息で出来たものであり、シミの下を掘ると、ヒグマの巣穴が出てきます。
巣穴の入り口に罠を張って、犬に吠えさせることで中からヒグマを誘い出し、顔を出したヒグマを猟銃で撃ち殺します。
ヒグマ狩りは見事に成功しますが、肉が多すぎて一度では持ち帰れないので、明日またみんなで取りに来ることになります。
アイヌの伝統に乗っ取り、「ネウサラカムイ」と呼ばれるヒグマの話し相手用の棒を立てて置くことになり、やさしい措置を見た杉本がホッコシ笑顔になります。
帰路の傍ら、アシリパはアイヌがヒグマをとても丁重に扱っていることを杉本に語って聞かせます。
アイヌのチセ(家)に戻って来た杉本たちは、アシリパ用の矢毒を作ったり、巣穴で見つけて連れ帰った子熊の世話などをします。
狩りもいいですが、いつまでもそんなことばかりしているわけにもいかず、「俺たちで金塊を見つける策はあるのか?」と白石が切り出します。
「土方陣営と鶴見陣営をぶつけ、漁夫の利で刺青人皮をかすめ取る!」と杉本。
言うのは簡単、と白石はチセの中で横になりながら、子熊に授乳しているアイヌの女性の乳房をいやらしい目で眺め始めます。
【路銀を稼ぐためウェンカムイ退治】
路銀を稼ぐ方法はないか、と白石がニシパに尋ねると、南のコタンから頼まれている「ウェンカムイ退治」の話をされます。
ウェンカムイ…つまり人を殺した熊のことであり、川で砂金を取っていた男たちが、去年から5人も殺されているそうです。
もともと砂金を取るために北海道へ来た杉本は、「砂金?俺は全然とれなかったけどな…」とぼやきます。
しかしニシパの話では、雨竜川という川で、ウェンカムイに見つからないよう砂金採りをしている男が、一日で50円も稼いだそうで、それを聞いた杉本たちの顔色が変わります。
【死んだはずの男】
場面は変わり、一人の男が読者に背を向けて、雪山を歩いているシーンになります。
薪を集めていたようなのですが、斜面で足を滑らせ、崖から落ちそうになってしまいます。
男はなんとか木の枝につかまりますが…長く持ちそうにはありません。
男の叫び声を聞いて、近くにいた別の三人の男たちが事態に気づきます。
「平太!?いま行くぞ!がんばれ!」
崖から落ちそうになっていた男…平太は、もうだめだ!と叫んでずり落ちかけますが…
そこへ杉本たちが現れ、ギリギリの所で平太の腕をつかみ、落下を阻止します。
ここで初めて平太の顔が読者にあらわになるのですが…なんとその顔は、ヒグマに襲われて腹を食われていた、あの男でした。
額には木の枝にぶつけて出来た傷もあり、そしてヒグマがサケを採っている木彫りの容器を身に着けている点も同じなのでした。
『ゴールデンカムイ』最新刊を無料で読もう!
[jin-img-kadomaru]

[/jin-img-kadomaru]
以上、『ゴールデンカムイ』のネタバレと考察をお届けしましたが、どうせなら漫画を読みたくありませんか?
実際に『U-NEXTの無料体験サービスを利用すること』で『ゴールデンカムイ』の最新刊を無料で読むことが出来ます。
U-NEXTでは31日間の無料体験サービスを提供していて、登録後すぐに600円分のポイントが貰えます。
600円分のポイントを使えば『ゴールデンカムイ』を今すぐ無料で読むことができるというわけですね。
また、U-NEXTの無料体験はいつ解約しても解約金は無しなので、是非お試しアレ。
解約違約金ありません!
『ゴールデンカムイ』最新話【第217話】の感想・考察
復活した尾形も北海道へ向かい始めましたね。
尾形はアシリパをだまそうとした時は演技力不足もあってウソを見破られていましたが…
連絡船の船長相手には、見事だまし通す事に成功しましたね。
尾形の演技力が上がったのかな、とも思いましたが…
尾形が船賃代わりにボウダラを差し出していましたが、ボウダラは役者言葉で「大根役者以下」という意味もあるようです。
これが作者の野田先生が仕込んだ暗喩なのだとしたら、おそらく尾形の演技力が上がったというよりは…連絡船の船長が大根以下の演技に騙されてしまうくらいヌケていただけ、なのかもしれませんね。
杉本たちは土方陣営と鶴見陣営を争わせ、漁夫の利を狙うようですが…
そこへさらに尾形が加わることで、誰が刺青人皮を手にするのか、先が読めない面白い展開になってきました。
そしてヒグマに襲われて死んだはずの男が、なぜか生きて再登場しましたが…これも一体どういうことなんでしょうね。
腹を食べられているようなシーンがありましたが、服と腹の間に毒を仕込んでいて、それをヒグマに食べさせて撃退した…といったところではないかな、と予想してみます。