2019年11月14日発売「週刊ヤングジャンプ2019年50号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第220話。
週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
「無料で漫画『ゴールデンカムイ』を読みたい!」
という方向けに、記事の後半で『ゴールデンカムイ』の漫画を無料でみる方法を紹介しています。今すぐ知りたい方はクリック!
目次
前回のあらすじ
雨竜川で出会った砂金掘り師、平太から指導を受けながら、川の中で砂金を探す杉本と白石。
平太はヒグマに襲われることを恐れており、アシリパが周囲を探してみるものの、ヒグマは見つからない。
付近でスケッチをしていたヴァシリの元へ、平太の仲間の女性?であるノリ子があらわれてスケッチを依頼されたり、やはり平太の仲間である嵩にぃに嫉妬され狩猟用の罠にかけられかける。
砂金堀をしていた杉本たちは平太の不在に気づき、さらにヒグマらしき影を目撃するのだった。
https://www.suzuco.net/entry/goldenkamuy-netabare-219/
『ゴールデンカムイ』最新話【第220話】のあらすじ・ネタバレ
[jin-img-kadomaru]

[/jin-img-kadomaru]
【見つからないヒグマ】
杉本と白石が目撃したというヒグマ。
アシリパも一緒になって探しますが、足跡一つ見つかりません。
「白い熊を送らなかったから山の神に嫌われたんじゃ」と不安になる杉本でしたが…
「カムイのせいにして考えるのをやめるのはよくない」と冷静なアシリパ。
ヒグマは杉本とアシリパが探し出して倒すことになり、平太の保護を命じられた白石はヴァシリも一緒に連れていこうとします。
一方、平太は雪山の中で埋められている父親と三郎の死体を眺めて青ざめていました。
息を切らしてその場を離れていくと、どこからか念仏が聞こえてきます。
「ナムアミダブツ…」とつぶやきながら、うつろな表情の嵩にぃが、ヒグマにのしかかられ、生きたまま腹を食われていました。
やがて嵩にぃは首をへし折られ、念仏が止まります。
嵩にぃと一緒にいたはずのノリ子は、木の陰に隠れて口元を抑え、泣きながら息をひそめてじっとしていました。
【殺されていく仲間たち?】
泣いていたノリ子の元へ、平太がかけつけます。
ノリ子が抱きついてくると、平太は突然ノリ子の唇を奪い、着物を脱がそうと手をかけます。
だめよ、と平太を拒もうとするノリ。
そこへ巨大なヒグマの腕があらわれ、ノリ子の顔面に爪が突き立てられます。
ヒグマの爪がノリ子の顔に食い込み、血がほとばしります。
返り血を浴びた平太は腰を抜かしてしまいながらも、立ち上がって何とかその場を離れます。
平太が逃げた先にいたのは、杉本とアシリパでした。
「早く逃げないと!」と必死に叫ぶ平太。
杉本は銃を取り出して見せ、「俺たちが守ってやるから大丈夫だ」と平太を安心させようとします。
杉本はヒグマの居場所を聞きますが、平太から返って来たのは「不可能だ、私は必ず食われる、できるだけ離れてください…」という不可解な返答でした。
仲間たちがみんな、自分のせいでウェンカムイに食べられてしまった、と泣き出す平太。
親父、三郎、嵩にぃ、ノリ子…一緒にいたはずの仲間たちの名前を上げる平太ですが、杉本にはそれが誰のことなのかわかりません。
一方、白石はスケッチを続けていたヴァシリの元へ到着し、描かれていたものを見てしまいます。
ヴァシリがスケッチしていたのは、筋骨隆々の肉体をさらけだし、グラビアのようなセクシーポーズをとって横たわる平太。
そんな平太の体には、暗号の刺青がびっしり入れられているのでした。
【仲間もヒグマも幻想だった?】
平太の仲間たちの姿が描かれていきますが、その顔が全員平太になっていきます。
アシリパは平太の足元に落ちている包みがほどけているのに気づきます。
中に入っていたのはヒグマの毛皮。
毛皮を見た平太は、「捨てたはずなのに、いつも戻ってくる…」と恐怖に顔をゆがめます。
しかし杉本には、平太自身が常にそれを大事そうに背負っていたようにしか見えず、不可解な視線を送ります。
「杉本と白石が見たというヒグマの正体…それはその毛皮だったんじゃ?」と、アシリパが感づきます。
「平太の言っているウェンカムイとは、平太の頭の中にしかいないんじゃないか?」
アシリパの言葉と共に、立ちすくむ平太と、平太の顔をした巨大なヒグマが向き合っている姿で描かれます。
【ヒグマ化し、襲い掛かる平太】
自らの幻想?の中で、平太はヒグマに首をへし折られてしまいます。
すると現実の平太もドサッと倒れてしまい、その上にヒグマの毛皮がバサッと広がります。
突然倒れてしまった平太を心配する杉本。
しかし平太は自らの頭の中で、ヒグマに捕食されている最中でした。
やがて平太はヒグマの毛皮を頭からかぶって起き上がり、「カフッ!カフッ!」とヒグマの呼吸のような音を発し始めます。
そして右腕を振り上げ、杉本めがけて勢いよく振り下ろします。
咄嗟に左腕を出してガードした杉本ですが、骨折してしまったのか、パキンという音が響きます。
毛皮の舌から顔を出した平太は、怒り狂ったヒグマのように凶悪な表情を浮かべ、「ブオオッ!」と叫ぶのでした。
『ゴールデンカムイ』最新刊を無料で読もう!
[jin-img-kadomaru]

[/jin-img-kadomaru]
以上、『ゴールデンカムイ』のネタバレと考察をお届けしましたが、どうせなら漫画を読みたくありませんか?
実際に『U-NEXTの無料体験サービスを利用すること』で『ゴールデンカムイ』の最新刊を無料で読むことが出来ます。
U-NEXTでは31日間の無料体験サービスを提供していて、登録後すぐに600円分のポイントが貰えます。
600円分のポイントを使えば『ゴールデンカムイ』を今すぐ無料で読むことができるというわけですね。
また、U-NEXTの無料体験はいつ解約しても解約金は無しなので、是非お試しアレ。
解約違約金ありません!
『ゴールデンカムイ』最新話【第220話】の感想・考察
平太もまた刺青人皮を持つ囚人の一人だったのですね。
そして平太の仲間たちはやはり幻想か何かのようで、杉本たちには見えていなかったのも判明しました。
ずっと杉本と平太の会話が噛み合わない箇所があり、不可解な展開がつづいていましたが。そういうことだったんですね。
空疎の産物、というよりは、昔は本当に一緒に行動していたけれど、ヒグマに襲われて食べられてしまい、平太だけが唯一生き延びたものの…恐怖とトラウマにずっと襲われ続けている、といったところなのでしょうか。
ホラーじみた話の中で、ラストは平太が恐怖の対象であるはずのヒグマそのものと化し、不死身の杉本の腕を素手でへし折ってしまいました。
平太はヴァシリのスケッチでもかなり屈強な肉体をしていることがわかりますが、そこにヒグマの人格(熊格?)があわさることで、相当な強さを発揮するようですね。
次回は杉本&アシリパVS平太…という戦いになるのでしょうか。