【ゴールデンカムイ】最新話「第221話」ネタバレと感想【ヒグマ男】

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

2019年11月21日発売「週刊ヤングジャンプ2019年51号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第221話

週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

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前回のあらすじ

ヒグマを見た、と騒ぐ砂金掘り師の平太。

しかし杉本たちがヒグマを探しても痕跡はない。

平太に話を聞くと、家族もみんなヒグマに食われてしまった、と言われるが、みんなとは誰のことなのか杉本たちにはわからない。

実はヒグマも家族も平太の幻想であり、杉本たちに見えるはずがなかった。

幻想のヒグマに追い詰められた平太は自らヒグマ化し、杉本に襲い掛かるのだった。

https://www.suzuco.net/entry/goldenkamuy-netabare-220/

『ゴールデンカムイ』最新話【第221話】のあらすじ・ネタバレ

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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【平太の正体】

門倉が酒を飲んで酔っ払いながら、キラウシに平太の話をしています。

平太の正体は網走監獄の死刑囚で、本名は松田平太。

 

平太は収監されていた頃、キラウシに対して、自分が多重人格であることを打ち明けていました。

 

そして「舎房のまわりをウェンカムイがうろついている」といっていつもおびえていたのでした。

平太の頭の中のウェンカムイが、平太の頭の中の家族を食い殺していって、最後は平太も食われ、ウェンカムイに乗っ取られてしまう。

そうなると平太は現実の人間を襲い始め、殺すまで収まらない。

そして現実の人間を殺すと体がバラバラになって肉片となり、山に飛び散って元の平太に戻る…それを繰り返している、と平太は語っていました。

門倉はキラウシにその話を聞かせながら、なんで最後飛び散るんだよ!と爆笑します。

 

キラウシの地元では、ウェンカムイを斃したら肉も毛皮もとらず刻んで山にばらまいて「改心」と説教する風習があり、平太もそのことを言っているのでは?と意見を述べます。

囚人時代の平太は、「捕まってよかった、『あれ』がなければウェンカムイに食べられない」などと口走っていました。

 

しかし、平太を乗っ取るウェンカムイは時々平太を操って脱獄を企てており、いつの間にか身体に掘られた刺青もウェンカムイの仕業だ、と平太は考え、門倉にその刺青を見せていました。

 

門倉は酒を飲みながら話を続けます。

平太が死刑になった裁判の記録では、ヒグマの毛皮をかぶって被害者の身体をずたずたにした上でその肉を食っており、ついた異名が「極東のヒグマ男」

「奴は今でもどこかで繰り返しているはずだ…」

【ヒグマ化平太VS杉本】

前回、ヒグマ化した平太に左腕を折られてしまった杉本。

しかし杉本は臆せず、平太めがけて右手で銃を振り回します。

 

平太は杉本の攻撃をかいくぐり、今度は右腕にガブリとかみつきます。

二人はもみ合った体勢で雪の斜面を転がり、崖から落ちていってしまいます。

 

アシリパが心配して後を追おうとすると、そこへ白石が駆けつけてきます。

「アシリパちゃん!平太師匠は入れ墨持ちの囚人だ!」

 

一方、崖下では杉本と平太の戦いが続いていました。

平太は杉本が驚くほどの怪力で、杉本の両肩に指を這わせて爪を食い込ませます。

 

平太は大きく口を開けて、杉本に噛みつこうと肉薄し、雄たけびをあげます。

杉本は銃剣を取り出し、ザクザクザク!と連続で平太の身体に突き刺します。

平太の頭の中のヒグマがギャア!と叫び声をあげて苦しみます。

 

そしてヒグマの口の中から、人間の平太の手がズル…と伸びてきます。

平太の手は、杉本の頭上に張られていたロープを手繰り寄せ、グイ、と引っ張ります。

 

すると、仕掛け弓が作動し、放たれた矢は杉本に迫りますが…

 

なぜか平太が身を乗り出して杉本をかばい、自らの首に毒矢が突き刺さります。

【ウェンカムイを倒した平太】

事態が飲み込めず、困惑する杉本の目の前で、平太が倒れていきます。

 

そこへアシリパと白石も駆けつけてきます。

 

平太は倒れたまま、「あいつに勝った…」とつぶやきます。

平太は自分の中のウェンカムイに気づかれないよう、仕掛け矢がある場所まで誘いこみ、自らの意思で仕掛け矢を発動し、ウェンカムイを倒したのでした。

 

白石が「アシリパちゃん、毒矢を抜かないと!」と叫びますが、平太は「そのままにしてほしい」とうったえます。

 

12歳のころ、アイヌからウェンカムイの話を聞かされた平太は、恐ろしくていつも空想していた、と話し始めます。

平太が汗水流して働いても、その日のうちに散在してしまう家族たち。

そんな欲深い家族たちに罰が当たることを望んでいた平太。

 

そしてある日、平太の中のウェンカムイが本当に家族を殺してしまったのでした。

平太は自らもまた欲深さゆえにウェンカムイに食べられ、ウェンカムイとなって誰かを食べに行く…そんな繰り返しを誰かに止めてほしかった、と言います。

 

「杉本さんが戦ってくれたから、自分でとどめを刺せました。ありがとう」

杉本に見守られながら、平太は息を引き取っていきます。

【砂金の魔力】

アシリパの住む地方では、ウェンカムイに殺された人間は、「カムイに好かれて連れていかれた」と考えられています。

 

平太はアイヌの話を半端に聞きかじって、間違ったウェンカムイを自分の中で育ててしまったんだろう…アシリパはそう言って、「正しく伝えることが大切」と結論付けます。

 

杉本もまた感じることがあったようで、「砂金への欲望が狂わせたのか、砂金に狂わせる魔力があるのか…」とつぶやき、金塊を狙う面々の顔(鶴見中尉、土方、尾形)が順次描かれていきます。

白石はと言うと、砂金を掘るために必要な平太に死なれては困るため、「死なないで!」と平太の亡骸を抱きしめて叫ぶのでした。

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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『ゴールデンカムイ』最新話【第221話】の感想・考察

平太のエピソードはひと段落しましたね。

杉本かヴァシリ辺りが平太を倒すことになると思っていたのですが、まさか平太が自分で始末をつけるとは…。

自分の中のウェンカムイに苦しみ、必死にあらがい続けていた中で、最後は自らの手で決着をつけられて良かったな、と思いました。

 

アシリパは今回の件で、アイヌ文化を正しく伝える重要性を再認識したようで、アシリパにとって大きな意味のある事件になったように感じられました。

 

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