2019年12月12日発売「週刊ヤングジャンプ2019年54号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第223話。
週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
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目次
前回のあらすじ
杉本に刺された鯉登だったが、回復に向かっていた。
谷垣は鶴見中尉達の元から離れようとしていたが、インカラマッが谷垣の子供を妊娠していると知らされ、杉本たちに近づけと脅迫されてしまう。
杉本は平太から刺青人皮を剥ぎ終える。
尾形は土方陣営に期間し、網走監獄からの顛末を報告するのだった。
https://www.suzuco.net/entry/goldenkamuy-netabare-222/
『ゴールデンカムイ』最新話【第223話】のあらすじ・ネタバレ
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【怪しい薬で元気になった二階堂一等卒】
笑顔で二階をダッシュしている二階堂。
二階堂は鯉登が寝ている部屋まで行くと、「おはようございます!」と鯉登と月島にシャキッと挨拶します。
有坂閣下からもらった新しい薬のおかげでいつになくシャキッとしているという二階堂。
そこへ有坂が顔を出し、「友人の薬学者の長井くんが開発したメタンフェミンという薬だ」と解説します。
メタンフェミンの効果はすさまじく、元気のなかった二階堂が、6時間ぶっ続けで広げた指の間を割り箸でドドドド、と行ったり来たりする遊びに夢中になるほどでした。
さらに家永が鯉登の診察に来て、経過が良好であることを確認します。
若さ故か、回復の速い鯉登の体に興奮した家永は、思わず鯉登の腕に噛みつこうと口を開けますが、「お前も刺青人皮にするぞ」と月島に拳銃を突き付けられます。
「私の写しは鶴見中尉も土方歳三も持っているから無意味ですよ」と家永はいいますが「ならば財布にする」と月島に脅されます。
それでも家永は必要もないのに鯉登から採血をしようとし始め、「お前が逃げない理由はそれだろう?」と月島を呆れさせます。
「医者の代わりはいくらでもいますが私のような名医は他におりません。鶴見中尉もそうおっしゃっていたはず」
家永と月島がそんな会話をしている裏で、二階堂はずっと走り続けており、「うんこしたあとのネコみたいだ!」と有坂が喜びます。
【土方陣営の動向】
「家永がつかまったなら、ここも危険じゃないのか?家永はここにいたことがあったんだだろう?」
尾形は今いる場所も危ないんじゃないかと訴えますが、網走に行くまでに転々と移動先を変えており、大丈夫だろう、長倉、門倉、牛山たちは楽観視しています。
「お前ら鶴見中尉をなめてるな。あの男は全ての滞在先をたどり、ここを見つけだす。死神から逃げるのは簡単じゃない」
そんな尾形に土方が同意を示します。
「尾形の言うことが正しいな。鶴見中尉に対して用心するに越したことはない」
その後、尾形は外へ出て、見つけたマガモを銃で狙撃します。
しかし弾はあたらず、マガモは何事もなかったかのように飛んで行ってしまいます。
無言の無表情ながら、少し残念そうな、悲しそうな顔になる尾形。
一方、牛山、有古、キラウシ、都丹の四人は、新しい拠点を探していました。
一行は寺を見つけて、ここなら色んな人が出入りするし、かえって隠れ家にいいかもしれない、と考えます。
【新たな囚人の情報】
土方と家永は、門倉からある話を聞いていました。
門倉が看守仲間のツテで聞いたところによると、網走監獄で起こった事件の補填と再建のため、樺戸監獄から囚人が移送されたそうなのですが…
その途中、何者かの待ち伏せで数名が脱走。
その数名というのが、悪名高い海賊房太郎と側近たちだというのです。
海賊房太郎は、分かっているだけでも強盗殺人55件、他にも傷害、放火、窃盗など、犯した罪は数知れない、凶悪極まりない重犯罪者であり、そして網走脱獄囚24人の一人でもあります。
新たな拠点となった寺に、外で獲物を仕留めてきた尾形が戻ってきます。
尾形がとって来たのは巨大なオオハクチョウ。
ここでようやく有古が尾形の存在に気づき、顔を青くして驚きます。
「お前もか、有古。まさかお前が鶴見中尉達を裏切るとはな」
「私も、あなたが裏切るとは…」
【白鳥鍋】
尾形がとって来たオオハクチョウですが、キラウシはアイヌ名で「レタッチリ」と呼び、「今の時期は太っているから銃がなくても簡単に捕まえることができ、ぶつ切りにして大鍋にして食べるんだ」と説明します。
ただ、白鳥を食べると白髪になる、という噂もあるらしく…
「だから俺はいまでも食べないんだ」とキラウシが言います。
百太郎も「それなら食べられるの土方さんたちだけじゃん」と続きます。
門倉も残念がりますが、「門倉の頭部は両脇がもう真っ白じゃん」とキラウシに突っ込まれます。
都丹も「白髪になるの嫌だからやめとく」と言って、牛山から「お前の頭は完全に真っ白だぞ」と指摘され、都丹はそこで初めて「うそ!?」と自分が白髪になっていたことに気づきます。
そして美味しそうな白鳥鍋が完成しますが、食べているのは土方、長倉、都丹、それに尾形くらいで、他の面々は手をつけていません。
「老いがそんなに怖いのか、鼻たれ小僧どもは…」
「誰にでも死は平等に訪れる。逃げ切れんならおびえて待つより、上手いものを食い、楽しむ」
そして夜になると、白鳥鍋を食べなかった面々が、「白髪になるのか、ならないのか」という話を延々と続けていました。
そして結局、残されていた白鳥鍋を全部食べてしまうことにしました。
長倉がそれに気づいて、「結局食べたのか。食い意地がはっとるな」と呆れますが…
「ええ、だって白鳥鍋を食べたら白髪になるんでしょ。それが本当なら、ハゲることはないってことだと思いやしてね」
ドヤ顔でキラウシがそう言うと、ドッと笑いが巻き起こります。
長倉も一緒になって笑っていたかと思いきや…ペッと唾をはきかけるのでした。
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『ゴールデンカムイ』最新話【第223話】の感想・考察
今回は物語の進展は控えめで、鶴見陣営、土方陣営ともに、ほっこりするような平和なお話でしたね。
二階堂が与えられたメタンフェミンですが、日本では商品名「ヒロ〇ン」として売られていた、覚せい剤の一種ですね…。
また、今回は尾形が隻眼になってからおそらく初めての狙撃を行いましたが、マガモには逃げられ、取れたのは銃がなくても簡単に取れるオオハクチョウのみ、というのは…
凄腕のスナイパーだった尾形ですが、現状ではその腕は失われてしまったようです。
このまま終わるとも思えないので、隻眼でもまたその狙撃の腕前を取り戻して大暴れしてもらいたいところです。