2020年1月23日発売「週刊ヤングジャンプ2020年8号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第227話。
週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
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目次
前回のあらすじ
宇佐美の過去篇。
鶴見と同じ道場に通っていた少年宇佐美。
宇佐美は実力を宇佐美に高く評価されていた。
そして宇佐美が学校を卒業する日が近づくが、宇佐美の友人である智春が最後に勝負を挑んでくる。
宇佐美は智春との勝負の最中、憤怒の表情で智春の喉を踏み抜くのだった。
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『ゴールデンカムイ』最新話【第227話】のあらすじ・ネタバレ
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【宇佐美の真意】
倒れた智春の喉を踏み抜いた宇佐美は、なおも怒りの形相を浮かべたまま、今にも第二撃を叩き込もうとしています。
やめなさい!と咄嗟に鶴見が止めに入ります。
智春は白目をむき、よだれを垂らしながらいびきのようなおかしな声を立てています。
早く医者に見せなければ…と焦る鶴見でしたが、その後ろで宇佐美が口を開きます。
「気が進まなかったのに、こっちの広いとこでやりなさいと、篤四郎さんが言ったから…」
鶴見に言われたからやったんだ、と言わんばかりの宇佐美に、「親友にこんなことをするなんて、もし分かっていたら…」と鶴見が言いかけますが、宇佐美が「親友?」と鼻息荒く遮ります。
「いつも篤史郎さんとの時間を邪魔して…!」
宇佐美はこれまで、智春に対して抱いていたわだかまりを並べ立て始めます。
父親が第二師団の偉い人だから、篤史郎さんに目をかけてもらっていたこと。
東京の陸軍幼年学校に行って篤四郎さんに近づくこと。
それを宇佐美に黙っていて見下していたであろうこと。
宇佐美はそれらの全ては、「許す!」と言って、自ら納得するように、うん、と頭を下げます。
しかし、と、宇佐美は先ほど道場の中にいた智春に、鶴見が言った言葉を持ち出します。
「気持ちの強さは時重くんに負けてない。きっといつか智春君の方が強くなる」
道場の外で、鶴見のその言葉を聞いていた宇佐美は、唇を噛みしめ、怒りでプルプルと震えていたのでした。
「僕にはそれだけだったのに!篤四郎さんに一番だと認めてもらっていたことが、全てだったのに!!」
【智春の死を隠蔽する二人】
智春の容態を見ていた鶴見ですが、すっと立ち上がり、息を荒くしている宇佐美をグッと抱きしめます。
「すまなかった。ああいえば彼が諦めてくれると思ったんだ。今でもキミが私の一番だ」
鶴見にそう言われると、宇佐美は「なあんだ!」ところっと機嫌を直して笑顔になります。
「それ、死んじゃいましたか?僕たち共犯ですね…」
二人で話している間に、智春はすでに動かなくなっていました。
鶴見は少し考えて、「今から言う筋書きを覚えるんだ」と宇佐美に伝えます。
その後、二人は口裏を合わせて、「鶴見が乗って来た馬が智春を蹴った」ということにします。
知らせを聞いてやって来た智春の父もそれを信じ、怒り狂って鶴見の馬を撃ち殺したのでした。
宇佐美にとってその道場の片隅は、初めて人を殺した場所であり、この思い出は宇佐美にとっての「童貞喪失」体験なのでした。
ただ、鶴見は智春の父から逆恨みされ、第二師団にいづらくなってしまい、北海道に左遷されることになってしまいます。
しかし鶴見は「中央から離れることで自由にできることもある」と前向きにとらえ、そして宇佐美を第七師団に誘うのでした。
【兵士の原動力】
鶴見が道場で武田先生に持論を話しています。
どうすれば兵士は「発布するフリ」ではなく、敵兵を殺してくれるのか。
日清戦争を経て鶴見が見つけた答え、それは「愛」でした。
ベトナム帰還兵の証言によれば、背中を預けた戦友とのきずなは夫婦以上の「強い恋愛関係」。
敬愛する上司や、愛する同氏の期待を裏切る不安が、殺人への壁をうわ回り、乗り越えるのだという。
しかし、それでも罪悪感との戦いになる。
上司の仕事は、いかに部下との愛をはぐくみ、どんな汚れ仕事も引き受ける兵士を育成できるか…それが課題なのだ、と。
「ただ、中には生まれながらにして兵士の者もいます。彼らのような兵士が切実に必要なのです」
【舞台は再び現代に】
過去篇が終わり、再び現代に。
菊田と共に札幌の連続殺人犯の元へ向かっている宇佐美は、犯人は物取りでなく、殺しのための殺しをやっている変態だ、と断言します。
宇佐美もまた同類だからなのか、僕にはわかるんです、と。
一方、インカラマッや鯉登がいる病室で、二階堂が「ない!」と騒いでいます。
どうやら朝起きたら義手がなくなっていたようです。
慌てふためく二階堂を見て、「誰かが隠したんじゃ?」と、鯉登がクスクス笑っています。
見かねたインカラマッが「私の千里眼で探してみましょうか?」と提案。
二階堂に頼まれて千里眼を使い始めたインカラマッは、「鯉登ニシパの方から感じます…」と言って鯉登の方に手を向けます。
鯉登は驚きながら、ベットの中からす…と二階堂の義手を取り出します。
インカラマッの力を信じ込んでいる鯉登でしたが、一緒に見ていた月島は「私でも検討つきました」と疑っています。
インカラマッは月島にも「占ってさしあげましょうか?」と提案しますが…月島は「俺を手なづけられると思うなよ」ときっぱり拒否します。
インカラマッは谷垣が戻ってこないのを気にかけ、「私が人質だからですか?」と言いますが、月島は何も答えません。
そして義手を取り戻した二階堂でしたが、鯉登のイタズラで、中に羊カンを詰め込まれているのでした。
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『ゴールデンカムイ』最新話【第227話】の感想・考察
今回のお話を読んで、鶴見の部下たちの中では、味宇佐美が一番の忠犬キャラなのだろうな、と感じました。
鶴見は愛を利用して自分に従う兵士たちを育てようとしたものの、尾形はすでに離反してしまいましたし、月島も鯉登もちょっと思うところがある感じですし…兵士の育成が完全に上手くいっている、とは言い難い現状ですよね。
そういう意味で、鶴見が何をするでもなく、勝手に盲目的に慕ってくれて、躊躇なく人を殺せる宇佐美を重宝したくなる鶴見の考えもわかるような気がしました。