【ゴールデンカムイ】最新話「第228話」ネタバレと感想【シマエナガ】

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

2020年1月30日発売「週刊ヤングジャンプ2020年9号」に掲載されている『ゴールデンカムイ』の最新話である第228話

週刊ヤングジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

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前回のあらすじ

宇佐美の過去篇。

少年時代の宇佐美は、敬愛する鶴見との時間を奪い続けたという理由で、級友である智春を殺害。

鶴見は宇佐美に理想の兵士としての素質を見出し事件を隠蔽。

成長した現在の宇佐美は菊田と共に殺人鬼を追う。

鯉登はインラカラマッの占いに心酔し始めていたが、月島には通じなかった。

https://www.suzuco.net/entry/goldenkamuy-netabare-227/

『ゴールデンカムイ』最新話【第228話】のあらすじ・ネタバレ

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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【空知川へ来た杉本たち】

杉本一行は、平太の残した砂金サンプルに書かれていた「空知川」へ来ていました。

流域にあるアイヌの集落を回り、脱獄囚である海賊房太郎を探していく杉本たち。

雪山を歩いていた杉本たちでしたが、深い霧に覆われ始め、一旦戻った方がいいのでは、という話になります。

アシリパや白石はまだ杉本の腕が治りきっていないことを心配しますが、「平気だよ」と杉本。

杉本はふと、足元から「ジュリリ、チュリリリ」と不思議な声が聞こえてくるのに気が付きます。

足元にいたのは雪の妖精とも形容される、シマエナガという可愛らしい小鳥でした。

羽をけがして飛べないらしいシマエナガを見た杉本は、「俺も腕をけがしてるんだ、一緒だな」とシンパシーを感じ、シマエナガを手に乗せます。

「君のこと、アシリパさんはウバシ(雪の)チリ(鳥)って呼んでたよ」と、杉本はシマエナガに話しかけます。

しかしシマエナガに夢中になっていた杉本は、先を歩いていたアシリパ達とはぐれてしまいます。

深い霧で姿は見えない者の、「アシリパさーん」と名前を呼ぶと、「こっちだぞ」とアシリパの声が返ってきて、まだ近くにいることが分かります。

しかし方角を見誤った杉本は、誤って雪の斜面を滑り落ちてしまいます。

落ちた先でアシリパに呼びかける杉本でしたが、かなり離れてしまったらしく、今度は声も帰ってきません。

杉本は一緒に落ちたシマエナガと一緒に、元の場所へ戻ろうと歩きだします。

【遭難する杉本とシマエナガ】

アシリパたちの所へ戻りたい杉本でしたが、濃い霧で先が見えず、もうすぐ日も暮れてしまうことから、この辺りで一晩過ごすことにします。

岩場にもたれかかった木を見つけた杉本は、その下で火をおこすことで暖をとるために、まずは薪を集めることに。

杉本はシマエナガを肩に乗せて、自分が持っているサバイバルの知識を語りながら、実践していきます。

冬山で薪にするなら生木でなければいけない、生木を集めるにはナダが必要だが持っていないため、よく研いだ銃剣を使う、細い樹なら刃の背を叩けば簡単に倒せる、など、解説しながら実践していく杉本。

薪を入手した杉本でしたが、雪の上で焚くと溶けてしまうので、下にナナカマドの木を置きたいところ…

なのですが、見つからないため、なんでもいいから木を並べて川の砂をかけてその上で薪を燃やしたいのですが、その川も近くにありません。

そこで杉本はカツラの乾いた樹皮を焼いて灰を入手し、木の上に灰を乗せてそのうえで薪を燃やします。

そうすれば下の木の燃え移らないんだぜ、と杉本は得意げにシマエナガに語ります。

「全部アシリパさんから教わったんだ。そのおかげで俺は生き延びられる。ひとまず安心だ」

【お団子とヒグマ】

暖を取ることに成功した杉本は、アシリパが作ってくれた携行食を取り出し、シマエナガと共に食べます。

ゆでて皮をむいてついた栗に、マスの筋子をつぶしてまぜ、動物の油と混ぜて団子状に固めたものでした。

「明日になって霧が晴れれば、足跡をたどってアシリパさんが来てくれるさ。お休みウパシちゃん」

眠りについた杉本は、ザザ、という足音のようなものを聞いて目を覚まします。

アシリパかと思って外に出てみる杉本でしたが、雪面にヒグマの足跡がついていました。

「メスか若いオスだな。子熊の足跡はない。この時期なら食うためには襲ってこないはずだけど…若いオスなら腹が減ってなくても人間に向かってくる」

大きなオス熊はもうおっさんだから、無駄な喧嘩はしない。

人間の戦争もおっさんたちが戦えばみんな飽きて帰るかも、未来ある若者が死ぬなんてもったいない…杉本はシマエナガに話しかけながら、寅次や梅ちゃんのことを思い出します。

「とにかく今は危険だ。この腕じゃ戦えない。アシリパさんが助けに来るのを大人しく待って居よう」

【あらわれないアシリパ】

アシリパの助けを待ち続ける杉本でしたが、二日、三日、そして一週間たっても霧が晴れず、アシリパもあらわれません。

携行食のお団子を一緒に食べたシマエナガに対して、「羽をむしって食っちゃうぞ」と言い出す杉本。

怯えるシマエナガを見て、「うそうそ、絶対二人で生きてここから脱出しよう」と言いますが、グウウ、とお腹が鳴ります。

空腹の杉本は、残っているわずかな力を振り絞って、この場を出発するぞと決めますが…。

「ふいいい、ごめんなさい…」

杉本は罪悪感で顔をゆがませながら、シマエナガの羽をブチブチとむしり取ります。

京都で食べたスズメの焼き鳥を思い出しながら、シマエナガの胸を裂き、両脇と両目を貫いて固定し、たき火で焼き鳥にします。

「内臓はチタタプにして食べよう。食べて力が出たら脱出するぞ、いただきます!」

今まさにシマエナガを食べようとする杉本でしたが、丁度霧が晴れ、すぐそばまで来ていたアシリパの呼ぶ声が聞こえてきます。

杉本はシマエナガを焼いてしまった後悔からか、うおおおおと絶叫するのでした。

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野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』
野田サトル/集英社『ゴールデンカムイ』

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『ゴールデンカムイ』最新話【第228話】の感想・考察

シマエナガとたわむれる乙女チックな杉本でしたが、最後はやはりというかなんというか、ゴールデンカムイらしく食べてしまいましたね。

正確には食べる直前にアシリパと合流できてしまったのですが、おそらくこの後後悔しながらも、命を無駄にしないためにもにやはり食べたのでしょうね。

杉本の中にアシリパの教えがしっかり息づいているのがわかる、ギャグありホラー?ありの良サバイバル回でした。

 

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