2019年9月9日発売「週刊少年ジャンプ2019年41号」に掲載されている『呪術廻戦』の最新話である第74話【壊玉ー拾壱ー】。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
目次
前回のあらすじ
星漿体である天内理子の死体を、盤星教の代表に届けた伏黒父。
暗殺依頼を無事に果たし終えたかに見えたが、倒したはずの五条が現れる。
死の淵で呪術の核心に触れていた五条は反転術式によって回復しており、さらに術式反転「赫」を初成功させる。
赫で吹っ飛ばされた伏黒父は、改めて五条を化け物だと認識するのだった。
https://www.suzuco.net/entry/jujutu-netabare-74/
『呪術廻戦』最新話【第75話】のあらすじ・ネタバレ
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【五条VS伏黒父、第二ラウンド開幕!】
前回、五条の赫を食らって吹っ飛ばされた伏黒父でしたが…
グッグッ、と全身を伸ばし、骨が折れていないことを確認します。
伏黒父は五条の3つの力をおさらいします。
一つ目は、止める力であるニュートラルな無下限呪術。
二つ目は、引き寄せる力である強化した無下限呪術「蒼」。
三つ目が、弾く力である術式反転「赫」。
伏黒父はその全てに対して、問題なし、と判断を下します。
そして武器庫代わりの呪霊から鎖を吐き出させ、特級呪具である天逆鉾につなぎ、ブンブン振り回し始めます。
鎖でリーチを増した天逆鉾と自分の足があれば、3つの力に対抗できる、と勝機を見出した伏黒父は、五条との戦いを続行しようとします。
そんな伏黒父に対し、ハイになったまま空中に浮かんでいる五条。
伏黒父は五条と目を合わせながら、ふと違和感を覚えます。
しかし、「いや、これでいい」とつぶやいて、浮かんだ違和感を押さえつけ、今度こそ五条を殺すべく襲いかかります。
【五条の虚式・茈!】
鎖を振り回し、先端につながれた天逆鉾で攻撃する伏黒父。
迎え撃つ五条の脳裏には、伏黒父に殺された天内のことがよぎりますが…
五条は今、天内を殺されたことに対する怒りなどなく、ごめん、と心の中で天内に謝罪します。
伏黒父に対してだけでなく、五条は誰のことも憎んでいませんでした。
呪術の核心に触れ、ハイになっている今の五条は、空中に浮かびながら…ただただこの世界が心地よいと感じているのでした。
そして五条は、かつて釈迦がそうしたと言われているように、右手で天を差し、左手で地を差しながら、「天上天下唯我独尊」とつぶやきます。
そんな五条めがけて、伏黒父が地を這うように振りかぶった天逆鉾の刃先が、蛇のように軌道を変えながら迫ってきます。
迎え撃つ五条は、ハイでありながらも冷静に思考します。
代々伝わる相伝の術式を使う五条は、禅院家の人間である伏黒父が「蒼」や「赫」を知っているであろうことを理解していました。
しかし、実は五条家の中でもごく一部の人間しか知らない「虚式」という術式が存在することが明かされます。
順転と反転、無限を衝突させることで生成される、仮想の質量を押し出す術式…。
五条は接近してくる伏黒父に対し、虚式「茈」を発動します。
【違和感の正体に気づく伏黒父】
五条の虚式「茈」を至近距離で食らってしまった伏黒父。
伏黒父は、先ほど感じていた違和感の正体に気づきます。
いつもであれば、依頼を達成した時点で、それ以上の戦闘はタダ働きと判断してさっさとトンズラをこいていた場面だったにも関わらず…
伏黒父は、リベンジに現れた五条と戦うことを選んでしまいました。
覚醒した五条は、おそらく現代最強の術師であり、伏黒父にとっては自分を否定した呪術界を象徴するような存在でした。
自分を否定した禅院家・呪術界・その頂点に立った五条悟をねじ伏せてみたい、そんな思いに突き動かされてしまった伏黒父でしたが…。
(自分を肯定するために、いつもの自分を曲げちまった。その時点で負けていた)
うつろな瞳で立ち尽くす伏黒父。
その左半身が、ごっそり削り取られています。
自分に対しても他人に対しても、尊ぶ気持ちなど捨てたはずだった伏黒父でしたが…
生まれたばかりの恵を優しい笑顔で抱いている記憶が伏黒父の中によみがえります。
言い残すことはあるか、と五条に聞かれた伏黒父は、ねぇよ、と一度は答えたものの…少し考えて、やはり恵のことを思い出します。
「2、3年もしたら俺の子供が禅院家に売られる。好きにしろ」
それだけ言い残し、伏黒父は立ったまま息絶えるのでした…。
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『呪術廻戦』最新話【第75話】の感想・考察
伏黒父も強かったですが、覚醒した五条の強さはそれ以上に圧倒的でしたね…。
今まで一貫して、息子である恵のことなどどうでもいい、という態度をとっていた伏黒父でしたが…
本心からどうでもよかった、というよりも、あえてそういう生き方を選択していただけであり、心の奥底ではずっと気にかけていたんだろうな…と感じました。
伏黒父はおそらく今回で死んでしまったようですが、息子である恵は現在の時間軸で「どこかで生きている」と発言しているので、五条が真実を伝えなかったのでしょうね。
ちなみに作者コメントによると、天上天下唯我独尊は色んな意味がありつつも、不遜っぽい使い方が好き、とのことなので、今回の五条もそういうニュアンスで使ったのでしょうね。
最後に父としての愛を取り戻した伏黒父と、天内を殺されながら怒るでもなく不遜な発言をする五条、という対比も面白くて興味深かったです。
過去篇がいつまで続くかわかりませんが、覚醒した五条の活躍をもっと見てみたいな、と思います。
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