2019年12月23日発売「週刊少年ジャンプ2020年3号」に掲載されている『呪術廻戦』の最新話である第89話。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます！
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね！
目次
前回のあらすじ
強すぎる五条に対して、一般人に紛れながら、ヒットアンドアウェイで戦う漏瑚と脹相。
戦況を見守る夏油は、漏瑚と約束した２０分が経過しても、様子見を決め込む。
一方、新宿で呪霊を祓い終えた虎杖はB５Fに到着。
そこには真人に改造された人間が一人残されているだけで、真人はすでにその場を去った後。
真人は大量の一般人を改造人間に変え、電車に詰め込んで五条のいる渋谷に向かっていた。
そして渋谷に到着した電車から、真人と共に大量の改造人間があふれだすのだった。
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『呪術廻戦』最新話【第89話】のあらすじ・ネタバレ
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【パニックになる渋谷】
真人の乗って来た電車から、大量の改造人間があふれ出し、一般人たちがパニックになります。
五条はこの敵の狙いが分からず困惑します。
（ヤケになっているのか？人間が減ったら、困るのはお前らの方じゃないのか？）
真人が改造して首を伸ばした人間？にまたがって、一般人たちの頭上を飛び越え、五条に接近していきます。
そして五条にパンチを叩き込もうとする真人でしたが、五条の能力で攻撃が当たることはありませんでした。
「はは、本当にあたらない！」
五条にまともな攻撃は通用しない、ということを確認したかっただけなのか、真人が楽しそうに笑います。
（ツギハギ顔…悠仁と七海の言っていた呪霊だな！）
五条がバッと真人に手を伸ばしますが、真人はすかさず後ろに飛びのきます。
「人間のキョシイ所を教えてやるよ。いっぱいいるって所だ」
真人がそう言い終えると、花御が植物で塞いでいた天井の吹き抜けが解放され、上から一般人がわらわらと落ちてきます。
（今更？やはり上にも呪霊か呪詛師がいるな。渋谷に閉じ込められている一般人を投入していくつもりか！）
五条たちのいるB５Fから上…B４FとB３Fから、何者かが一般人たちを吹き抜けめがけて放り投げている図が描かれます。
【真人たちの狙い】
脹相が「赤血操術・百斂・超新星」を、
真人が「無為転変・多重魂・墢体」を、
同時に発動し、五条の周囲にいた大量の一般人を犠牲にしながら、攻撃を仕掛けます。
さらに漏瑚も領域展延を発動しながら五条に接近し、拳を振りかぶってきます。
しかし五条は冷静に攻撃を避け、漏瑚の左腕を掴みますが…漏瑚は自ら左腕を切断し、五条から離れていきます。
逃げ惑う一般人と、一般人を襲う改造人間たちによって、再び特級たちの姿が見えなくなってしまいます。
（虎杖悠仁とは違い、五条悟が冷酷さを持っていることは、すでに知っている）
立ちすくむ五条を見て、真人が思考をめぐらせます。
真人たちは、五条が「ある程度の犠牲」を前提に自分たちを祓いに来ていることは承知の上でした。
しかし、死者も生者も増え続けるこの状況では、「ある程度」という天秤が機能しません。
五条が今すべきなのは、領域「無量空処」を展開し、領域内の人間ごと呪霊たちを皆殺しにすることで、領域外にいる人間たちを救うこと。
しかし、それを行えば、死亡する人間は「呪霊に殺される」のではなく、「五条悟に殺される」ことを意味していました。
この極限の状況下で、五条がすぐに次の行動を決断できず、迷うことになるはず…それこそが呪霊たちの狙いでした。
【領域展開】
「領域展開、無量空処」
信じられない、と驚く真人たちの目の前で、五条は領域展開を行います。
五条が行ったのは、いちかばちか、0.2秒の領域展開でした。
非術師が廃人にならず、後遺症も残らないであろう時間として、直感で0.2秒という時間を設定したのでした。
結果的にはこの直感は当たり、B５Fの生き残りは、二か月後に残らず社会復帰を果たすことになる、ということがナレーションで語られます。
特級呪霊からのカウンターを警戒し、五条はこの0.2秒の間、標的を改造人間にだけ絞ります。
そしてその場に放たれていたおよそ1000体の改造人間を、領域解除後299秒で鏖殺してしまいます。
改造人間をせん滅し終えた五条でしたが、ふと、いつの間にか足元に置かれいた小さな箱に気づきます。
そして夏油がどこからか、獄門疆の開門を告げるのでした。
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『呪術廻戦』最新話【第89話】の感想・考察
前回真人が改造人間たちを連れてきたときは、狙いがよく分からなかったのですが…
五条に一瞬の迷いを作り出すため、だったようですね。
ただ、結局五条にはそんな小細工も通用しませんでしたね。
あっという間に改造人間たちを皆殺しにしてしまったのには、圧倒的な格の違いが感じられました。
しかし、ラストではついに夏油の獄門疆が開門されてしまいましたね。
五条の封印を狙う夏油ですが、狙い通り五条は封印されてしまうのか、そもそも封印とは何を意味するのか…？
B４FとB３Fにいるという呪霊、もしくは呪詛師の正体も気になります。
夏油と行動を共にしている呪詛師たち、あるいは蝗GUYクラスの呪霊でしょうか？
次回もセンターカラーのようで、物語の続きとカラーイラストが楽しみです。