2019年8月5日発売「週刊少年ジャンプ2019年36・37合併号」に掲載されている『鬼滅の刃』最新話の第169話「地鳴る」。
ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってください!
【前回のあらすじ】
目が6つもある異形の鬼上弦の壱・黒死牟との戦いに挑む鬼殺隊・風柱の不死川実弥。黒死牟に斬られながらも、その血を浴びると鬼が酔うという稀血の力で止血できて、黒死牟もその能力に驚く。
亡くなった鬼滅隊お館様・産屋敷燿哉と一緒に下弦の壱を倒し死んだ匡近を思い出した。手強い黒死牟の前に、鬼殺隊最強と呼ばれる岩柱・悲鳴嶼行冥が立ちはだかった。
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目次
『鬼滅の刃』最新話【169話】のあらすじ・ネタバレ

『鬼滅の刃』最新話【169話】のあらすじを詳しくお伝えしていきます。
【悲鳴嶼行冥登場】
上弦の壱・黒死牟と不死川実弥との戦いで助っ人に現れたのは、鬼殺隊最強の男と呼ばれている岩柱・悲鳴嶼行冥だった。
悲鳴嶼は腹部を負傷している実弥に声をかけた。
「腹の傷は今すぐ縫え。その間は私が引き受ける」
いくら実弥の血が稀血で、鬼を酔わせ、自らの傷を再生する力があっても、黒死牟の立て続けの攻撃に対してはやはりダメージが大きかった。
最強の男に鼻っ柱の強い実弥も素直にしたがった。
実弥は後ろに下がって、行冥と黒死牟との戦いを見守ることにした。
行冥は武器の突起が全体についた鉄球を鉄鎖をブンブンを音と立てて振り回して黒死牟との間合いを詰めた。
黒死牟は行冥の鍛え抜かれた肉体美に惚れ惚れした。
「素晴らしい……極限まで練り上げられた肉体の完成系……これほどの剣士を拝むのはそれこそ300年ぶりか……」
数々の人間を血祭りに上げてきた黒死牟でさえも、行冥の武者ぶりは目を瞠るものがあった。
行冥の回す鉄球の回転は速度を増して、ゴウンゴウンと音
も大きくなっていく。その度に黒死牟はその空気に吸い寄せられそうになった。
行冥は鉄球を黒死牟目掛けて放った。
鉄球はうなりをあげて黒死牟の眼前に迫る。
黒死牟はすんでのところで、脇にかわした。かわす距離を読んでいたかのように、間をおかずに手斧が黒死牟を襲う。
その連続技は反撃の隙を与えなかった。
月の呼吸をするゆとりがない……
襲ってくる手斧を黒死牟は体をのけぞらせて避けた。
行冥は左足を床が砕けるほどドンと踏み込んだ。
行冥の踏み込みは地鳴りがするほどの威力だった。
踏み込んだ足の下には鉄鎖があった。
【岩の呼吸 弐の型 てんめん砕き】
その勢いで鉄球はするどく舞い上がり、黒死牟の頭上を襲う。
黒死牟はすんでで飛び下がって鉄球を避けた。鉄球はそのまま下に落ちて床が砕ける。
しかし、それが行冥の狙いで、すぐさま鉄鎖が黒死牟の首へ握った刀ごと巻き付いた。
「この鎖は斬れぬ」
黒死牟は鎖に触れた時、悟っていた。
行冥の鎖斧鉄球は鉄の純度が高く太陽光を吸い込んでいた。
黒死牟の肉体から作られた刀では斬る前に灼け落ちてしまう。
「これほど太陽光を吸い込んだ鉄は刀匠の技術が最盛期たる戦国の世にも発見されていなかった。しかしそれも…内側に入れば良いだけ…」
【黒死牟の反撃・行冥の覚悟】
黒死牟はまよわず鉄球、手斧が飛ぶ中の間合いに踏み込んで行く。
水平に斬り込むが、大きな体を宙返りしながら行冥は手斧鉄球を黒死牟に間をおかず撃ち込んで行く。
「この武器を手足の如く扱える筋力あの重量の図体でこれ程の身軽さ俊敏さ俄かには信じがたき」
鉄球に付いた鎖が黒死牟の刀身に巻き付いた。刀身が二つに折れたまま、黒死牟は【月の呼吸 弐の型 珠華の弄月】を繰り出す。
と同時に、行冥は【岩の呼吸 肆の型 流紋岩・速征】を放っていた。
ほぼ同時に襲いかかった鉄球と手斧を黒死牟の刀は斬り上げるようにして、弾き飛ばした。
次の攻撃に備えて身構える黒死牟の刀は既に元通りに再生している。
今までの上弦の鬼たちよりも数段に早い再生能力だ。
「折られた所で…すぐに再生するのだ…攻撃は無意味…」
黒死牟に対峙する行冥の顔は斜めに斬られていて、傷口から血が滴っていた。
「哀れな人間よ」
黒死牟は既に勝ったかのように言い放つが、行冥はため息を漏らすと
「これは…無惨の時まで温存しておきたかったが…」
騎馬立ちに低く構え右手に手斧、左手に鎖を掴んで両腕を交差させて身構えた。
「ここで負けては元の木阿弥」
行冥は次の攻撃のために気合を全身に込めた。
交差した腕は肘から手首の辺りまで血管状のひび割れたような痣が出現していた。
「今使うも止む無し!!」
黒死牟と悲鳴嶼行冥の死闘は加速する。
『鬼滅の刃』最新話【169話】の感想・考察
息詰まる上弦の壱・黒死牟と鬼殺隊最強の男・悲鳴嶼行冥との対決です。さすが最強だけに上弦の壱とも一歩にひけをとらない戦いっぷりです。
しかし、さすがの行冥も大ボス鬼舞辻無惨との戦いにとっていたかった技を出さないといけない位、黒死牟は手強いってことですね。
しかし、黒死牟の戦いで行冥が消耗すると、やはり無惨と戦うのは主人公・竈門炭治郎や冨岡義勇なんでしょうか?
彼らも他の上弦の鬼たちとの戦いでかなり消耗しているけど、大丈夫でしょうか?
他の鬼殺隊メンバーの回復具合が気になります。
しかし、上弦の参猗窩座との戦いで、父から受け継いだ「透明の力」という相手の動きがセンサーのように読み取れる技を体得した炭治郎は1段階も2段階も上がって強くなっていると思うんですよね。その力で、無惨を倒してほしい。
なので黒死牟は行冥と実弥におまかせします。しかし、黒死牟は手強そうです。このままむざむざやられそうにはありません。
いずれにせよ「鬼滅の刃」最大のクライマックスはもうすぐ近くの予感。ドキドキしながら次回を待ちます。
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