2019年12月9日発売「週刊少年ジャンプ2019年54号」に掲載されている『鬼滅の刃』最新話の第186話。
ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってください!
目次
【前回のあらすじ】
眠っていた禰豆子だったが、夢の中で父親から炭治郎の危機を夢の中で知らされ、目覚めて走り出す。
輝利哉にもそのことが伝えられるが、父の「大丈夫だから」という言葉が聞こえ、禰豆子を追わずそのままにする。
戦場では、無惨の攻撃を甘露寺が食らいかけたところへ、悲鳴嶼と実弥が駆けつける。
さらに村田が義勇の指示で炭治郎を連れて安全な所まで逃げる。
瀕死の炭治郎は、不思議な夢を見るのだった。
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『鬼滅の刃』最新話【186話】のあらすじ・ネタバレ

【炭治郎の夢にあらわれる縁壱】
炭治郎が夢の中で家を見ています。
自分のうちか?と感じる炭治郎でしたが、よく見てみると、似てはいるものの違う家のようです。
どうやらそこで薪割りをしていたらしい炭治郎。
そばには小さな子供がいて、炭治郎のズボンの袖をつかみ、とーたん、と呼びかけています。
自分に向かって言っているのか、と感じる炭治郎でしたが、こどもはどこかを指さしています。
指で示された方へ炭治郎が視線を移すと、木陰にはなんと、始まりの呼吸の剣士である、縁壱が立っていました。
木陰からぺこっと頭を下げてくる縁壱。
【愈史郎の救助に向かう村田】
現実の炭治郎は、依然として瀕死の状態でした。
村田が心臓マッサージを繰り返しながら呼びかけていますが、炭治郎は何の反応も返しません。
村田が確認してみると、炭治郎の心臓は止まっており、息もしていない様子です。
焦る村田を別の隊士が見つけ、下敷きになっている愈史郎を助ける手助けをしてくれ、と言ってきます。
死にそうな炭治郎が心配な村田でしたが、不思議な力を持っている愈史郎なら何とかしてくれるだろう、と強引にその場から引っ張られていきます。
【縁壱の母と兄】
夢の中の炭治郎は、家の縁側で縁壱と並んで腰かけています。
「誰かに話を聞いてほしかった。悩んだ末に浮かんだのがお前とやすこだった」
炭治郎は話を聞きながら、もしかしたら13番目の型について聞けるかも、と期待しますが…。
「二年ぶりですね。お元気そうで何よりです。赤ん坊だったすみれも大きくなりました」
炭治郎の言葉からは、自分の意志とは関係ない言葉が出てきて、思ったことを話せません。
そこで炭治郎は、今自分が見ている夢が「先祖の記憶」であり、干渉することができないと悟ります。
縁壱は炭治郎(の先祖である自分の妻)と子が幸せそうでいたことを喜びます。
世界は美しく、生まれただけで幸せだ、と語る縁壱。
縁壱は自分の母について語り始めます。
母親は信心深い人で、この世からいさかいがなくなるよう、毎日祈っていた、と言います。
縁壱は耳が悪かったようで、耳飾りは母からもらったお守りでした。
また、縁壱は兄(黒死牟)についても語ります。
縁壱にとって兄はいつも自分を気にかけてくれた優しい人物で、笛をもらった時のエピソードを縁壱視点で語ります。
しかし、忌み子として扱われていた縁壱は、母の病死後に家を出て、向かうはずだった寺へはいかず、美しい空の下を思いきり走ってみたかった、と当時の気持ちを語ります。
【縁壱が出会った少女】
一昼夜走り続けた縁壱でしたが、疲れることはありませんでした。
縁壱はこじんまりした田んぼと畑に出て、そこで立っている少女と出会います。
少女ははやり病で家族を亡くし、寂しいから、と田んぼにいるオタマジャクシを鳥に来ていたのでした。
しかし少女はオタマジャクシを汲んだ桶を立ったまましばらくじっとして、結局オタマジャクシを田んぼに逃がしてしまいました。
「親兄弟と引き離されるこの子たちがかわいそう」
縁壱はその女の子に、「じゃあ自分が一緒に家に帰る」と申し出ます。
少女はうたという名前で、縁壱は一緒に暮らすことになります。
よく喋るうたとのやりとりの中で、縁壱は自分と世界の他人の視え方が違うことを知り、その時初めて、漠然とした疎外感の正体に気づくのでした。
10年後、縁壱はうたとめおとになり、やがてうたが縁壱の子供を妊娠、臨月を迎えます。
縁壱は産婆を呼びに家を離れますが、途中で調子を悪くしている老人と出会います。
戦で負傷し死にかけている息子に会いたいという老人のため、縁壱は老人を背負って息子の所まで送り届けます。
産婆を呼ぶのは明日にし、日が暮れてから家にかえる縁壱でしたが…
そこで待っていたのは、腹の子共々殺されていたうたでした。
【鬼狩りになる縁壱】
「自分が命より大切に思っているものでも、他人はたやすく踏みつけにできる」
うたの死後、10日ほど亡骸を抱いていた縁壱でしたが、そこへ鬼狩りの剣士があらわれ、亡骸を弔います。
縁壱の夢は、家族と静かに暮らすことでした。
しかし、鬼の存在が、縁壱からその夢を奪ったのでした。
縁壱は鬼狩りとなり、当時の柱たちに呼吸を教え、鬼殺隊の力を飛躍的に向上させます。
それによって鬼たちはそれまで以上に倒され、さらに縁壱の兄も鬼狩りに加わってくれました。
縁壱が鬼の始祖…無惨と出会ったのはそれからまもなくでした。
出会った瞬間、自分はこの男を倒すために生まれてきた、と縁壱は即座に理解したのでした。
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『鬼滅の刃』最新話【186話】の感想・考察
炭治郎はやはり縁壱の子孫だったのですね…(ということは黒死牟の子孫である時透とも、遠縁の親戚、という間柄でしょうか)。
黒死牟視点では優秀な弟に対する劣等感や憎悪が描かれていましたが、
弟の縁壱視点では、そんなものを微塵も感じさせず、ただただ世界は美しい(鬼以外)、と感じている
のが面白いです。
炭治郎は13番目の型について何か聞けるかも、と期待していましたが、無惨との戦いの中で縁壱が13番目の型を使っていたのであれば、そのヒントが聞けそうな感じですね。