2019年12月23日発売「週刊少年ジャンプ2020年4・5号」に掲載されている『鬼滅の刃』最新話の第188話。
ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってください!
目次
【前回のあらすじ】
先祖の記憶を夢に見た炭治郎は、縁壱の話を聞くことに。
鬼狩りになり、無惨と邂逅した縁壱は、その場で型を完成させて無惨をバラバラに切り刻む。
しかし止めを刺す前に逃げられてしまう。
縁壱は無惨の支配から逃れた珠世に協力を頼む。
そして縁壱は無惨を取り逃した責任、珠世を見逃した責任、兄が鬼になった責任で鬼殺隊を追放されてしまう。
自責の念で悩む縁壱を前に、炭治郎は心を痛ませるのだった。
https://www.suzuco.net/entry/kimetsu-netabare-187/
『鬼滅の刃』最新話【188話】のあらすじ・ネタバレ

【甘露寺が戦線離脱】
柱を一度に相手取る無惨は、攻撃の速度と激しさをさらに増していきます。
透き通る世界を修得した悲鳴嶼でしたが、無惨の猛攻の前に、透き通る世界に入ることが出来ません。
伊黒も防戦一方で、直に自分も動けなくなることを察し、悲鳴嶼の盾にすらなれないことを悔しがります。
義勇、実弥も何とか攻撃をさばいていきますが、そんな中、甘露寺が無惨の攻撃をよけきれず、傷を増やしていきます。
(見えない…!私が一番先につぶされる…!少しも役に立ててない…!)
甘露寺は捨て身で突っ込むことを決意し、無惨の動きをどうしたら止められるか考えます。
しかしふいに、何かに引っ張られるような感覚を覚え…
次の瞬間、無惨の攻撃が、甘露寺の頭部と上半身をわずかに抉っていきます。
伊黒が甘露寺に駆け寄ります。
(甘露寺は攻撃を避けたはず。今の技はなんだ?)
悲鳴嶼にも無惨の技の正体がわかりませんでした。
無惨は倒れてしまった甘露寺、そして駆け寄る伊黒めがけて止めとばかりに触手を伸ばしますが…
悲鳴嶼、義勇、実弥の三人が触手を切断し、何とか阻止します。
その隙に伊黒が甘露寺を連れて離れ、待機していた鬼殺隊の隊員に甘露寺を任せます。
「愈史郎というつり目の隊員を探せ!手当を頼む!」
甘露寺はまだ戦う意思を見せますが、伊黒は甘露寺を置いて再び戦場に戻っていきます。
「伊黒さん嫌!死なないで、もう誰にも死んでほしくない!」
【伊黒の過去】
伊黒は無惨のいる戦場に戻りながら、(もし鬼なんてものがいなければ…)(もし何気ない日常で君と出会えていたなら…)と想いを馳せます。
しかしすぐ、(いや、無理だ。まず一度死んでから、汚い血が流れる肉体ごと取り換えねば、君の側にいることすらできない)と自らの想いを否定します。
伊黒は心の中で甘露寺に語り掛けながら、自分の出自を回想します。
伊黒は元々、人から奪った金で贅沢をする一族の生まれでした。
その家では女ばかりが生まれ、伊黒が男として生まれたのは、三百七十年ぶりのことでした。
しかしなぜか伊黒は生まれてすぐ座敷牢に入れられ、親族たちはなぜか皆、気持ち悪いほど親切に、毎日食べきれないほどの食い物を持ってきたのでした。
座敷牢で眠りについていた伊黒は、夜になると何かがはい回る音、そしてねばりつくような視線をいつも感じていました。
そして12になった時、座敷牢から引きずり出された伊黒は、きらびやかな部屋に通され、そこでご神体のように鎮座していた、下半身が蛇のような鬼の女の前に連れ出されます。
「まだ小さいね。もう少し大きくなってからにしようか」
夜に伊黒を見ていたのもこの鬼でした。
伊黒の一族は、この鬼が人を殺し、奪った金品で生計を立てていたのでした。
そしてその代わり、自分たちが産んだ子供を生贄として鬼に差し出していたのです。
伊黒は珍しく生まれた男で、しかも風変わりな目をしていたことを気に入られ、食える量を増やすために生かされていたのでした。
伊黒の口が裂けているのも、この鬼が「口の形を自分に揃える」と言ったことから切り裂かれたものでした。
座敷牢に戻された伊黒は、逃げることだけを考え、盗んだかんざしで木の牢をこっそり削りつづけました。
迷い込んできた蛇の鏑丸だけが、伊黒が信用できる相手でした。
【生き延びた伊黒】
やがて、伊黒は鬼に食べられる前に、座敷牢から逃げることに成功します。
しかし途中で鬼に追い付かれ、殺されそうになりますが…
寸でのところで、当時の炎柱によって救われ、鬼は倒されます。
しかし、伊黒が逃げたことで、屋敷にいた伊黒の親族は、鬼の女によって50人も殺されていました。
伊黒は炎柱によって、生き残っていた従妹と再開しますが…。
従妹は伊黒を突き飛ばし、「生贄のあんたが大人しく食われていればよかったんだ!」と罵詈雑言を浴びせます。
従妹の言葉に正当性は欠片もありませんでしたが、伊黒の心は嫌と言うほど抉られてしまいました。
(自分が逃げれば親族がどうなるか、考えなかったわけじゃない…でも俺は逃げた。俺もまたくずだ)
業を背負ってしまった伊黒は、もはや普通の人生を歩めず、鬼殺隊に入り、やり場のない思いを鬼にぶつけるようになりました。
そして誰かのために命をかけることで、少しだけいいものになれた気がするのでした。
それでも、伊黒の心の中では、死んだ50人の腐った手が、いつまでも伊黒の体をつかみ、爪を立てています。
(無惨を倒し、死にたい。それで俺の血が浄化されることを願う。そして平和な世界で生まれ変われたら、今度こそ君に好きだと告げる)
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『鬼滅の刃』最新話【188話】の感想・考察
炭治郎の夢の続きが描かれるかと思いきや、再び無惨との戦いに視点が戻りましたね。
甘露寺が戦線離脱してましましたが、考えようによっては、愈史郎の治療を受けることで復活し、生き延びるフラグが立った、と言えるかもしれません。
逆に、甘露寺を置いて戦場に戻り、さらにこのタイミングで過去の回想シーンが描かれた伊黒には、盛大な死亡フラグが立ってしまったように思います…。
上弦との戦いでも死傷者を出している鬼殺隊ですが、鬼のボスである無惨との戦いでは、柱側でまだ死者が出ていません。
何人か犠牲になってもおかしくはなさそうですが、伊黒がその第一号になってしまうのか、それとも死亡フラグを跳ね飛ばして無事に生き延びるのか…相変わらずのことですが、毎週毎週、とにかく続きが待ち遠しいですね。