2019年9月24日発売「イブニング2019年20号」に掲載されている『金田一37歳の事件簿』の最新話である第40話【碧血鬼】。
イブニングを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
「無料で漫画『金田一37歳の事件簿』を読みたい!」
という方向けに、記事の後半で『金田一37歳の事件簿』の漫画を無料でみる方法を紹介しています。今すぐ知りたい方はクリック!
目次
前回のあらすじ
京都の事件を解決した金田一だったが、次の仕事でも因縁ある函館異人館ホテルへ出張することになってしまう。
部下の葉山まりんと異人館ホテルを訪れた金田一は、フリーライターの五木陽介と再開。
そして異人館ホテルで行われる舞台「函館ウォーズ」の出演者や関係者たちも勢ぞろいする中…
金田一を危険視する幸村警視も、とある殺人事件の捜査で異人館ホテルへやって来ていたのだった。
https://www.suzuco.net/entry/kindaiti-netabare-40/
『金田一37歳の事件簿』最新話【第41話】のあらすじ・ネタバレ
[jin-img-kadomaru]

[/jin-img-kadomaru]
【金田一を挑発する幸村警視】
幸村警視が明智の知り合いと知った金田一は、ほがらかに挨拶しようとしますが…
幸村警視は金田一を挑発するかのように、「高校時代に殺人事件の現場によく居合わせたそうですね」と、「よく」を強調して発言します。
角のある物言いに、カチンとする金田一。
明智は事前に幸村と話した際に、オモシロそうだから、という理由で、金田一への誤解をあえて解かないでいたのでした。
金田一の高校時代、と聞いて耳をダンボのようにして目を輝かせる葉山を見て、金田一は葉山を連れてそそくさとその場を立ち去ることにします。
警視庁の一課といえば殺人課、ということを知っていた葉山は、幸村警視がやって来たことを疑問視し始め、金田一にイヤな予感を抱かせるのでした。
【佐木竜二が登場!】
舞台裏を視察していた金田一と葉山は、カメラの仕事で来ていた佐木竜二(35歳)とばったり会います。
先も金田一たちと同じく仕事で来たようなのですが、とはいえここは佐木の兄が殺された場所でもあり、金田一は心配しますが…。
すでに20年も前のことであり、佐木の勤めている帝国映像に仕事を選べる余裕もないことから、今回の仕事を引き受けたようです。
金田一の昔の知り合いがまたも現れたことで、再び葉山が目を輝かせ始めたため、金田一はまたも足早にその場を去ることにします。
佐木はいつきも交えてこの後一緒に飲みましょう、と金田一を誘うのですが、なぜか葉山も同席することになってしまいます。
【デスペラードの三人が抱える秘密】
「デスペラード」所属の五代玄一郎、赤座光輝、水島颯太の三人が控室でくだをまいています。
三人は元々は「スカイウォーカー」所属でしたが、同郷の中神や岡倉と扱いで差をつけられていることに不満な様子です。
そんな中、五代がふと、デスペラードをやめた挙句に殺されてしまったリュウ(小野寺隆司)の話題を持ち出します。
アーティストになると言って出ていったものの、鳴かず飛ばずで終わった小野寺隆司に対し、ヤバい筋と付き合っていたのかも、クスリをやっていたんじゃ?と三人は好き放題言います。
そこへ三人の先輩であり、元スカイウォーカー所属の岡倉純が、ノックもなしに入ってきてます。
岡倉も小野寺隆司が殺された件について話しますが、三人ははぐらかしてしまいます。
岡倉は本題に入り、仕事で急遽函館空港近くのホテルへ行くことになってしまい、明日の分の取材やイベントには出れなくなったため、穴埋めを三人に頼みます。
演出にすでに話は通してある、という岡倉は、「この舞台は座長の俺でもってんだから文句なんか言われるわねねーっつの」と露骨に偉そうな態度で言います。
そこへ別件でマネージャーの檀はるみが五代を呼びにやってきます。
マネージャーの前では岡倉は偉そうな態度を控え、人当たりの良い柔和な笑顔で対応します。
岡倉とマネージャー、そして呼び出された五代が去ると、残った赤座と水島は、表裏のある岡倉に対して露骨に不快感を表します。
赤座は控室にカギをかけ、水島とひそひそ話を始め、「リュウが殺されたのは助かったな」と意味深なことを言い出します。
赤座「これで…あの件を知ってんのは、俺たちとあとひとり…」
【碧血鬼の伝説】
岡倉が一時現場を去ることになり、代役や進行台本をどうするか、もめることになります。
特に進行台本は外注で作ったもののため、直せる人物が現場にいないのですが…
学生時代に演劇サークルだったという葉山が台本修正を名乗り出ます。
そして夜になり、金田一は佐木やいつきとの飲みに行きますが、葉山は台本修正で遅れてくることに。
佐木「でも昔、いろいろあったこの異人館ホテルで、こうしてこの三人がまた巡り合えるなんて…死んだ兄のおみちびきでしょうかね!」
佐木がニコッと微笑む後ろには、死んだ佐木(兄)の幽霊が浮かんでいます。
ドライな佐木に対し、因縁あるホテルへ来るのが本当は嫌だった、と吐露する金田一。
因縁っていやあ、といつきさんが碧血碑(へきけつひ)の話をし始めます。
函館戦争で死んだ土方歳三たちを祀った慰霊碑のことですが、忠義を貫き死んだ者の流した血が3年経つと碧玉化する…という伝説からそう呼ばれているようです。
そしてこの碧玉碑には怖いうわさがあり、お祓いをせずに函館戦争がらみのイベントをすると、事故やけが人、下手すると死人が出る…というものでした。
そんな伝説のことは知らず、お祓いもしていなかった金田一は声を上げて青ざめ始めます。
いつきはさらに、碧血碑の伝説にちなんであらわれる「碧血鬼(へきけつき)」という鬼の存在が噂されていることを語ります。
丁度そこへ仕事を終えた葉山が現れ、金田一の肩を叩いてびっくりさせます。
そして金田一たちが飲んでいた席の側で、たまたまひとりで飲んていたらしい黒い影の人物が、「碧血鬼…か…」と、何かを思いついた様子で、ニヤ、と怪しく微笑むのでした。
『金田一37歳の事件簿』最新刊を無料で読もう!
[jin-img-kadomaru]

[/jin-img-kadomaru]
以上、『金田一37歳の事件簿』のネタバレと考察をお届けしましたが、どうせなら漫画を読みたくありませんか?
実際に『U-NEXTの無料体験サービスを利用すること』で『金田一37歳の事件簿』の最新話を無料で読むことが出来ます。
U-NEXTでは31日間の無料体験サービスを提供していて、登録後すぐに600円分のポイントが貰えます。
600円分のポイントを使えば『金田一37歳の事件簿』を今すぐ無料で読むことができるというわけですね。
また、U-NEXTの無料体験はいつ解約しても解約金は無しなので、是非お試しアレ。
解約違約金ありません!
『金田一37歳の事件簿』最新話【第41話】の感想・考察
前回登場したいつきさんに続いて、今回は佐木(弟)も登場し、昔懐かしい顔ぶれがそろってきましたね!
碧血碑の伝説や、伝説にちなんだ碧血鬼という化け物じみた存在など、こういうおどろおどろしい要素も昔の金田一っぽくてわくわくします。
最後に出てきた怪しい黒い影は、おそらく犯人なのだろうと思いますが、たまたま盗み聞いた碧血碑の伝説を殺人計画に組み込むことを思いついたのでしょうね。
となると、次回は碧血碑の伝説や函館戦争に絡めた「見立て殺人」が行われていきそうな予感がします。
次回のイブニング21号は10/8の発売です!