2019年11月12日発売「イブニング2019年23号」に掲載されている『金田一37歳の事件簿』の最新話である第44話【金田一と幸村】。
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目次
前回のあらすじ
赤ひげのサンタクロースの事件があった函館異人館ホテル。
そこへイベントの仕事で再訪した金田一37歳。
舞台本番、小道具のモデルガンが何者かによって本物にすり替えられており、赤座光輝と綾野木ルカが実弾を受け死亡してしまった。
殺してしまったのは水島颯太だが、故意ではないと主張。
事件の裏に碧血鬼という伝説上の存在も見え隠れする中、東京から来た幸村警視は金田一に疑惑の視線を向けるのだった。
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『金田一37歳の事件簿』最新話【第44話】のあらすじ・ネタバレ
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【佐木のビデオで事件を検証】
金田一、葉山、佐木、いつきの四人は、夜食を取りながら話し合っていました。
いつきはうっかり昔の事件について口走ってしまいますが、葉山に聞かれたくない金田一は、咄嗟に止めに入ります。
「それより…」と金田一は、佐木に頼んで今日の舞台を録画していたビデオを見せてもらいます。
「さすが元金田一記録係だねえ」と茶化すいつき。
金田一はまず、「城壁の上の綾野木ルカが撃たれるシーンから」と真面目な顔で指示します。
その横顔を見た葉山は、思わずドキッとしてしまいます。
佐木のノートPCで、綾野木が撃たれる場面の少し前から見ていく金田一たち。
拡大しても画像が鮮明に映ることに対し、高校の時とは大違いだ、と感心する金田一。
そして綾野木が撃たれて舞台外に落ちていくシーンになると、金田一は違和感を抱きます。
【金田一の違和感】
二人目の犠牲者である赤座光輝は、かなり距離が近いところから撃たれ、心臓を撃ち抜かれて即死しました。
しかし、一人目の犠牲者である綾野木ルカの場合、発砲した水島颯太との間にはかなり距離があり、高低差も大きくありました。
「狙いづらい位置から、一発で心臓を撃ち抜くなんて…かなり訓練してないとできないんじゃないか?」
金田一のこの考えに、いつきや先も「たしかに…」と感心します。
続けて葉山が、「もしかして水島颯太が最初から殺すつもりで撃ったってことですか?」と発言。
金田一もその可能性があることを認めますが、それでもやはり、大勢の観客の前で殺人を犯すなんてやり方を選ぶだろうか?と疑問を浮かべます。
葉山はノリノリな調子で、「すごく憎んでたらやっちゃうかも」「事故に見せかけ憎い相手をぶっ殺すなんて役者っぽいじゃないですか」などと語ります。
金田一は葉山に対して、「女の子がぶっ殺すなんて言っちゃいけません」と言葉遣いを注意しますが、いつきに笑われてしまいます。
昔の金田一が年上相手でも平気でため口を聞いていたのを知っているいつきと佐木は、二人して金田一を茶化し始めます。
そこへ金田一に上司から電話があり、業務報告をはじめます。
その隙に、葉山がいつきと佐木から昔の金田一について聞き出そうとします。
「一言で言えないほど変わった人」「ある種の天才」「愛すべきアホ」などと説明されますが、葉山にはどういうことか分かりません。
電話を終えた金田一が戻り、この話は中断されます。
上司からは「できるだけ後始末してこい」という指示があり、いつきはこれを「お墨付きで事件を追えるってことじゃん!」などと受け取りますが…。
金田一本人は、「もう事件を解きたくないんですよ」と渋い顔を見せます。
しかし、その話題については結局金田一がはぐらかしてしまいます。
【正面から金田一を疑ってかかる幸村】
金田一は東京の刑事である幸村が、なぜ函館にいるのか?と新たな疑問を浮かべます。
いつきがスマホを取り出して、元デスペラードメンバー・リュウ小野寺の死亡事件のニュースを見せます。
「幸村はこの事件の捜査のために来たんだろう、ここにはデスペラードの水島颯太、赤座光輝。五代玄一郎の三人がいるからな」
その後、金田一は幸村の元を尋ね、「リュウ小野寺の事件の捜査でいらしたんですか?」とズバリ質問します。
幸村もやはり、二つの事件に関係があると考えていました。
また、たった今入った報告により、赤座光輝と綾野木ルカの体内から見つかった弾丸は、やはり水島が撃った拳銃から発射されたものだと断定されたようです。
これにより、今回の事件が事故でなく殺人であることが確定的になりました。
幸村は続けて、「私はこの事件にあなたが関わってると思っています」と金田一を真顔で指さして言います。
(とうとう言いやがったコイツ。面と向かって言われると腹立つ!)
内心では怒りながらも、金田一はなんとか笑顔を作って、自分の無実を主張します。
しかし幸村は、金田一が地獄の傀儡師・高遠遙一のように、数々の事件を裏から操っていた、と自らの考えを披露し始めます。
「事件がなければ名探偵もいない」「名探偵の孫であるあなたが名探偵になるには、自ら事件を起こす必要があった」「難事件を解決できたのも、自作自演だったから」
一方的に語り続ける幸村に対し、(ホンマモンのアホや…)と金田一は呆れかえってしまいます。
幸村はさらに金田一の祖父…金田一耕助の名前を出します。
「最近あまり聞かなくなりましたよね」「全てはおじいさまの名前を守るため、名探偵の孫という肩書を守るためだったのでしょう」
自分だけでなく祖父のことまで侮辱され、流石に耐え切れなくなったのか、
金田一は「自分も捜査に参加させてほしい」と申し出ます。
幸村ではこの事件の真相を突き止められそうにない、だから自分が捜査のお手伝いをすることで、先ほどの「珍説」がどうしようもない妄想だと証明してみせる…と。
幸村はこの金田一の申し出を受け入れ、捜査への参加を認めます。
そしてお互いに口では笑いながらも、敵対心むき出しの視線をぶつけ合うのでした。
【荒れる水島に犯人の魔の手が迫る】
二人を殺してしまった水島は、控室で荒れていました。
水島には何か思い当たるところがあるようで、(まさかこれは…)と何かを考え始めます。
一人になりたい、とマネージャーの海枝に伝える水島。
水島は誰もいなくなったところで、ぶつぶつひとりごとをつぶやき始めます。
「これはあの女の呪いなのか…?」
ひとりごとをつぶやきながら、思考を整理していく水島。
「死んだリュウ、コーキィ、ルカはあの時のメンバーだった。まさかあの女に呪われて…?いや、呪いなんてあるわけない。誰かがやったんだ。あの女の復讐のために…?」
水島がはっと何かに気づいた表情を浮かべますが、その後ろからは黒ずくめの犯人らしき影が、そっと迫って来ているのでした。
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『金田一37歳の事件簿』最新話【第44話】の感想・考察
もう謎は解きたくない、と一貫して主張していた金田一ですが、流石に敬愛するじっちゃんの名前を貶めるような発言には我慢ならなかったようですね。
かなり本気になった様子の金田一と、凄腕とされる幸村の推理対決が本格化していきそうで楽しみです。
そして被害者の共通点に気づいたらしい水島ですが、時すでに遅く、犯人の魔の手が伸びてしまっており…次回あたりで殺された状態で発見されそうですね。
犯人のターゲットは水島で終わりなのか、それともさらに殺人を続けるつもりなのでしょうか…?