2019年12月10日発売「イブニング2019年25号」に掲載されている『金田一37歳の事件簿』の最新話である第46話。
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目次
前回のあらすじ
事件に関する何かを思い出した水島颯太は、犯人の魔の手にかかってしまう。
金田一はいつきからの情報をもとに、推理を進めていこうとしていたが、水島の不在が知らされ推理は一旦おたずけ。
関係者一同に水島から遺書ともとれるメールが届き、水島を探し回るがなかなか見つからない。
最終的には舞台の上で水島を発見するのだが、舞台衣装を着たままワイヤーで首をつっており、手首から血を流して死んでいるのだった。
https://www.suzuco.net/entry/kindaiti-netabare-45/
『金田一37歳の事件簿』最新話【第46話】のあらすじ・ネタバレ
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【水島は自殺?】
舞台上で死んでいる水島を発見した関係者たちは、死体を見上げながら青ざめます。
そんな中、刈谷がスマホを取り出して水島からのメールを見せ、「このメール、惨劇を起こしたのが水島だって意味なんじゃ…」と言い出します。
幸村もこの言葉を受け、「銃のすり替えがあったとしても、彼の手で発射された銃弾で赤座さんと綾野木さんの命が奪われた。その責任を取るという意味なのかもしれない」と発言。
金田一は黙って見ています。
幸村は海枝にワイヤーの操作方法を確認します。
操作装置は舞台袖にあり、ワイヤーが上がるスピードはゆっくりなため、水島が自分でボタンを押して戻る、ということも可能なようです。
幸村は水島の下に飛び散っている血に着目し、「この飛び散り方は吊り上げられた状態で手首を切ったことでできたものだ。ならば自殺で間違いない」と水島が自殺であると決めつけてしまいます。
「二人を殺した真犯人である水島が、自ら命を絶って事件の幕を下ろしたのでしょう」
そんな幸村の推理を黙って聞いている金田一はというと…
(絶対違う!これは自殺に見せかけた殺人だ!)と確信しているのでした。
本当はもう謎は解きたくないのに、と弱音をこぼしながらも、幸村が自殺説に傾いている以上、自分がやるしかないのか…と覚悟を決めようとします。
【金田一の現場確認】
金田一はまりんたちとと共に、足早にどこかへ向かっていきます。
金田一の向かった先は水島颯太の控室であり、金田一はそこで「確認したいことがある」と言って、同行している佐木に現場の撮影を頼みます。
そして水島をはじめとするデスペラードの控室についた金田一は、まず、と前置きして、「自分は水島が自殺したなんて全く思っていない」と幸村の推理を否定します。
「20年前にこのホテルで起きた事件でも、遺書を残して密室で遺体で発見された人がいる。担当刑事が自殺と決めつけたけど、犯人はその刑事だったんだ」
「まじですか!」とまりんが驚きます。
金田一はさらに、控室に残されたポットの中に、温かいコーヒーがパンパンに入っていること、そして使っていないカップとソーサが2汲組手つかずで残されていることから、「水島は誰かと2人で落ち合うつもりだったんだ」と推理。
「その誰かこそ、おそらくこの事件の犯人、碧血鬼さ」
丁度そこへ幸村がやってきて、金田一たちを見て「何をしてるんだ!?」と驚きます。
金田一は事件に関する新情報を発見したことを伝えようとしますが、「もう結構!」と拒否する幸村。
幸村がいうには、鑑識の調べによって、舞台上の血が4メートル以上の高さから落ちたものだと判明。
つまり幸村が推理したように、水島が自分でワイヤーを操作し、自ら手首を切って自殺したのだ、と。
それ以外は考えにくい、という根拠として、ワイヤーで吊り上がった水島には、上からは10メートル、下からは4メートルの距離があり、そこまで届く脚立なども確認されていない。
「つまりこの状況では、他殺はありえないんです!」
カッと目を見開く幸村でしたが、「なるほど~」と金田一はどこか小ばかにしたような態度をとり、幸村をイラッとさせます。
【幸村の推理と金田一の名台詞】
幸村は動機の解明はまだだとしながらも、一連の殺人、そしてリュウ小野寺を殺したのも水島だろうと言います。
「トップスターの水島がそんなことをするはずがないというのは思い込みで、彼は最初から自殺する前提で計画殺人を実行したのだから、その思い込みは覆されました」
幸村は自分の推理を、矛盾がなく整っていて、これ以外の答えを出すには不可能なハードルがいくつもありますよ、と金田一に語りますが…
逆に金田一は、「整いすぎていてお芝居めいている。犯人が用意した台本のように見えます」と発言。
さらに水島の死にざまを「空中密室」と形容し、それに関しては幸村も「なるほど、その通りだ」と納得します。
「あの現場はまさに空中密室、オープンな分、密閉された部屋以上に接近が難しく、まさに不可能犯罪ですよ」
挑発的な態度の幸村に対し、金田一は「この事件にはまだ大きな見落としがある気がするんです。私はそれを見つけたいんですよ」とため息交じりに言います。
「あなたには過去の人かもしれませんが、金田一耕助…。名探偵といわれたジッチャンの名にかけてね」
幸村は今夜中に現場検証を終え、関係者には明朝帰ってもらうつもりだと言って、「警察の邪魔にならない程度に調べるがいい」と一応金田一に調査の許可を出してくれます。
「金田一!その一言が聞きたかったぜ!」
「カメラ映りもばっちり!」
やる気になった金田一からかつての名セリフが飛び出したことで、いつきと佐木が沸き立ちます。
【金田一の見落とし?】
関係者が明朝には帰されてしまうことから、金田一はその時間までに犯人のトリックを突き止めよう、と決意します。
金田一たちは警察の邪魔をしないよう、こそこそと現場に戻って調査を始めます。
ふと火薬の匂いを嗅ぎ取って立ち止まる金田一。
「モデルガンの火薬なんじゃ?あれって結構においますよ」と佐木。
まりんが警察犬のようにくんくんと華を使って、「ここです!すごいにおってます!」と舞台の幕を指さします。
金田一も確認してみたところ、確かにそこから火薬のにおいが。
しかしそこは幕の合わせ目であり、なぜこんなところから火薬の匂いが?と疑問が浮かびます。
幕をつかんでじっと見ていた金田一は、はっとあることに気づきます。
「俺たちは根本的な見落としをしていた。碧血鬼の心理的ミスディレクションに誘導されていたんだ!」
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『金田一37歳の事件簿』最新話【第46話】の感想・考察
今回ラストで金田一は重大な何かに気づいたようですね。
幕の合わせについていた火薬の匂い、というのが、トリックを暴くカギになりそうですが…どういうことなんでしょうか?
舞台上で水島をワイヤーに固定した上で、遠隔装置のようなものを用意して、自分がその場を去った後、遠隔装置が作動してワイヤーを動かすボタンを押し、その際に火薬が使われた…というような感じでしょうか。
具体的にはちょっと想像しづらいですが…。
早ければ次回から解決編に突入するかもしれませんね。
トリックの解明、そして真犯人が誰なのか、楽しみです!