【金田一37歳の事件簿】最新話「第49話」ネタバレと感想【碧血鬼のシナリオ】

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金田一37歳の事件簿

2020年1月28日発売「イブニング2020年4号」に掲載されている『金田一37歳の事件簿』の最新話である第49話。

イブニングを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!

今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!

 

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前回のあらすじ

事件の真相にたどり着いた金田一は、幸村を説得して関係者たちを集めさせる。

集まった一同の前で、金田一は事件について解説を始める。

まず、空中密室のトリックを暴いて見せる金田一。

舞台のセリを上手く使ったトリックに、一同は驚く。

トリックが使われた証拠である血痕も見つかり、金田一はいよいよ真犯人の正体について言及し始める。

https://www.suzuco.net/entry/kindaiti-netabare-48/

『金田一37歳の事件簿』最新話【第49話】のあらすじ・ネタバレ

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さとうふみや/講談社『金田一37歳の事件簿』
さとうふみや/講談社『金田一37歳の事件簿』

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【もう一つの謎】

「20年ぶりに異人館で起きた連続殺人事件…真犯人の碧血鬼はこの中にいる!」

金田一にそう言われた関係者たちは、「うそだろ…!」「そんな…!」とそれぞれに驚きの反応を見せます。

さっそく真犯人の正体を暴くのかと思いきや、金田一はその前に一つ、「明らかにしておかなければならない謎がある」と言い出します。

「水島さんのモデルガンをいつ本物とすり替えたかったことですか?」と葉山が聞くと、「それは謎でも何でもない」と金田一が答えます。

「我々は事件当初から犯人にミスリードされていたんです」

水島颯太がモデルガンを本物にすり替えられ、赤座光輝と綾野木ルカを舞台上で殺してしまった…というのが警察の考えた事件の前提条件ですが、実はそれこそが「犯人の計画したシナリオ」だ、と金田一は言います。

【犯人のシナリオとは】

金田一は舞台の袖の辺りを調べた時に気づいた火薬の匂いについて指摘します。

舞台の幕の合わせ目の、左側にだけ残っていた強い火薬の匂い。

舞台上で水島が発砲した際は、幕との間に距離があったため、その際に匂いがついた、とは考え難いです。

「つまり、水島さんの銃は小道具置き場ですり替えられたのではないんです」

水島が赤座を撃ったのはただのモデルガンで、本物の銃弾は舞台の脇にあった幕の影から、真犯人によって撃たれたものだった…金田一はそう推理します。

「銃を撃てば銃声がするはずだ!」と幸村が指摘しますが、「あ~刑事さん」といつきが口をはさんできます。

いつきが専門家に電話して聞いてみたところ、使われた22口径の自動拳銃は消音気を付ければ音が小さくなり、しかも舞台上では効果音や音楽が鳴り響いていたため、銃声はかき消されたはずだ、と。

「そう、水島さんは赤座さんも綾野木さんも殺していない。綾野木さんは滑り台を降りた直後…」

下で待っていた真犯人によって撃たれた、というのです。

【計画を立てた人物の影】

金田一は、この事件は相当に用意周到に準備された、計画犯罪だと認定します。

銃一つとっても海外で何度も試射や訓練を重ねたはずであり、計画を立てた人物はただ者ではない、と。

「計画を立てた人物は、恐ろしい頭脳を持った、天才的な…」

金田一はそう言いながら、途中ではっと何かに気づき、口をつぐんでしまいます。

「ともかく」と仕切りなおした金田一は、続いて「モデルガンと本物」の銃がいつすり替えられたか、に言及します。

「モデルガンと銃のすり替えは舞台上で行われたんですよ」

え、と関係者が驚く中、金田一はそれについて説明する前に、まず真犯人のが誰かを指摘します。

「碧血鬼はあなたです、岡倉純さん!」

赤座が撃たれた直後、岡倉は水島から銃を借りて、大道具に向けて発砲し、本物であることを確認しています。

その時、水島の持っていたモデルガンと、自分が持っていた本物の銃をすり替えた時だ、金田一は指摘します。

その場面は佐木がビデオに録画もしているため、証拠の瞬間が残っている可能性もある、と言います。

【真犯人への追及】

金田一は岡倉への追及を続けます。

事件の前に起こった、テレビ局を装ったイタズラの呼び出し電話。

あれもアリバイ作りのために行ったものだが、しかしそれによって大きなミスを犯してしまったのだ、と金田一は言います。

そのミスとは、水島のスマホから送られた遺書メールに記載されていた、「舞台が続けば最後に着るはずだった衣装」という言葉。

そして水島が死亡時に来ていたのは白い死に装束でしたが、水島は舞台の直前、切る衣装を黒から白に変更しており、そのことは岡倉以外の全員が知っていました。

「衣装変更について知らなかったのはあなただけなんですよ。これを書いたのは衣装変更のことを知らない人物、あなたしかいないんです」

全員が無言で岡倉を見る中、岡倉はため息をついてしらばっくれ、「証拠はあるのか?」と金田一からの追及を逃れようとします。

「ありますよ。警察が調べればわかる、決定的な証拠がね」

金田一にそう言われ、岡倉は無言で顔を引き締めるのでした。

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さとうふみや/講談社『金田一37歳の事件簿』
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『金田一37歳の事件簿』最新話【第49話】の感想・考察

真犯人は岡倉純でしたね!

マネージャーの壇もあやしいと思っていましたが、彼女は無関係で、岡倉の単独犯なのでしょうか?

ただ、金田一は真犯人以外に、計画を立てた人間がいる可能性に気づいているようですね。

その人物とは、金田一いわく恐ろしい頭脳を持つ天才的な人物…。

これはやはり、地獄の傀儡師こと、高遠洋一に間違いなさそうですね。

今回は高遠の存在はにおわせるだけで終わりましたが、次回あたりで岡倉が犯人である証拠を突き付け、高遠についてはその後に語られそうです。

高遠の存在を知るいつきや佐木もいますから、その二人の反応も楽しみです。

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