こんにちは、『メイドインアビス』面白いですよね。世界観を描くのが圧倒的に上手い漫画です。
今回は「メイドインアビスが話題になっているけどどんな話か気になる」という方に向けて、僕が思う面白さを全身全霊でお伝えしようかと思います。
『メイドインアビス』はマンガ大賞2018にノミネートされている話題作で、アニメ化もしておりかなり評価が高いです。ゲーム化も近いうち実現するでしょう。
では行きましょう。
目次
『メイドインアビス』はどんな漫画か。冒険好きにはたまらない

『メイドインアビス』を一言でいうと、『呪われた遺跡へ母を探しに行く物語』です。
物語の中心になるのは「アビス」と呼ばれる謎の多い遺跡です。
そしてこの女の子が主人公であるリコです。

[chat face=”kirin.jpg” name=”きりん” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”] 眼鏡っ娘好きにはたまらないビジュアルですね・・・ [/chat]
「アビス」には技術のある探窟家だけが潜ることが出来て、リコの母親であるライザもその一人。
リコが物心ついた時にはライザはアビスの奥にいたので、リコは母親の顔を見たことがありません。
そしてある日、アビスからライザの持ち物である笛が見つかるんです。

笛は探窟家にとって肌身離さず持ち歩いているものです。リコからすればお母さんはどうなってしまったの・・・と気が気でならない感じです。
これがざっくりとしたストーリーですが、はっきり言ってどこかで見たようなストーリーです。が、面白い。
読んでいると気づいたらワクワクしていて、気づいたらのめり込んでいます。まるで一緒に冒険しているような気分になる。
それは「世界館がファンタジーなはずなのに圧倒的にリアルだから」でしょう。
『メイドインアビス』の面白さは『圧倒的に作り込まれた世界観』

『メイドインアビス』の面白さの秘密は『圧倒的に作り込まれた世界観』です。
『メイドインアビス』では未知の大遺跡を舞台に冒険するという、設定自体はありふれたファンタジーです。
でも、読んでいるとその世界にいるような感覚になる。それほどリアル。
『メイドインアビス』をリアルにしている正体は「キャラクターの生活を描いている」ことでしょう。
人々がアビスへ潜る目的である「遺物」や、子供達が通う学校風景、アビスへ潜った探索家との連絡手段など、細かい生活風景がふんだんに書かれています。

優れた「生活シーン」は冒険ファンタジーにおいて、名作の条件であることを『メイドインアビス』は教えてくれます。
『メイドインアビス』は料理が美味しそう
アビスの中で主人公リコが食事を取るシーンがありましたが、レシピや料理名まで描かれていたので驚きました。そして美味しそうであります。

[chat face=”kirin.jpg” name=”きりん” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]ここら辺は『ダンジョン飯』に近いですね。 [/chat]
食材も全部アビスにあるものを使っているので何もかもがファンタジー。でも本当にありそうな料理なのです。
『メイドインアビス』はグロいシーンもある

『メイドインアビス』はとてもかわいい絵柄なのは見ての通り。でも、グロいシーンが所々にあります。
腕に毒が入ったから切り落とそうとするシーンとか、目や口などのありとあらゆる身体の穴から血が流れでるシーンとか。なかなかです。
正直、苦手な人は引いてしまうかもしれません。
でも、このシーンがあるからこそ限りなくリアルになっている。
『メイドインアビス』は妥協なく設定が作り込まれているので、作品にのめりこめてしまう訳です。まるで本当にアビスが存在するかのよう。
しかも、その作り込まれた設定が理屈がましく説明されることはありません。
物語が進むスピードと共に読者が理解できるようになっているので、ストレスなく読めるのも凄いところです。
冒険ファンタジー漫画が好きであれば、『メイドインアビス』は外せない漫画です。
『メイドインアビス』はアニメがおすすめ
メイドインアビスは漫画が原作ですが、アニメで見るのがおすすめです。
そこらへんのアニメとクオリティが桁違い。
音楽も素晴らしいですが、特筆すべきは「光の表現」。
光というのは描き方で暖かいものや冷たいものが表現できてしまいますが、メイドインアビスではその書き分けが見事です。
ジャンルは違えど「となりのトトロ」や「君の名は。」などの人気アニメも光の表現が豊かですよね。
僕はスマホで見ましたが、一目惚れしました。

ぜひ『メイドインアビス』はアニメで味わうことをおすすめします。