どうも、きりん(@kikiki_kirin) です。僕は年間300冊以上の漫画を読んでいます。
その中でも能力バトル漫画は大好きなジャンル。
この記事では、僕が今までに読んだタイトルから、おすすめの能力バトル漫画を19タイトル厳選して紹介します。
かなり厳選しましたので、絶対に面白い漫画だけのリストになっています!
それではどうぞ!
目次
1. 東京喰種トーキョーグール / 石田スイ
完結 全14巻
ある日喰種に襲われた”金木研”。目が覚めると自身が人肉を食べないと生きられない喰種になっていた。
躍動感のあるアクションシーンと多彩な表情を描く画力が圧巻です。
また物語が進むにつれて主人公がどんどん変貌していく。最初は人肉なんか食べることのできない草食系男子って感じなのに、最後の方はグールに染まってサイコパスみたいになっていく。
一巻と最終巻の主人公を見比べると違いに驚かざるを得ません。
2. 鋼の錬金術師 / 荒川弘
完結 全27巻
錬金術を使うエルリック兄弟が織りなす能力バトル漫画です。
国外問わず人気の『鋼の錬金術師』。
この漫画は全てにおいてハイレベル。伏線の張り巡らせ方、動きのあるバトルシーン、キャラクターの魅力、どれを取っても優れています。
特にラストにかけてまとまっていく伏線は圧巻です。頭の中で点と点が繋がっていき脳内でドーパミンがバンバン分泌されます。
全27巻と短くはありませんが、時間をかけて読む価値はある作品です。
3. MAR / 安西信行
完結 全15巻
中学生の主人公”ギンタ”がある日メルヘンの世界「メルヘヴン」に呼び出されたことをきっかけに世界を救っていく物語です。
「他にはどんな能力があるんだろう」というワクワク感を演出するのが非常に上手。
特に「武器にマジックストーンを使うと好きな能力を付加することができる」という設定でどんどんパワーアップしていくのが面白い。
ラストでの伏線やストーリーのまとまり方も非常に綺麗で読み応えのある作品です。
4. BLEACH / 久保帯人
完結 全74巻
霊感の強い高校生”黒崎一護”が死神として悪霊との戦いに巻き込まれていく話です。
全74巻と長期連載され惜しまれながら完結しました。
躍動感のある戦闘シーンがカッコよくて見惚れる。特に1ページを使った、時が止まったような一瞬を切り取ったシーンが圧巻で戦闘にメリハリがあります。
あとは女性キャラクターが可愛くてセクシー。男性キャラクターも被りがなく多彩なキャラクターですが、織姫や夜一、乱菊など男ゴコロをくすぐる魅力的な女性キャラクターがたくさんいて飽きません。
5. 金色のガッシュ!! / 雷句誠
完結 全33巻
魔界の王を決める戦いのためにやってきた”ガッシュ”に天才中学生”清麿”が巻き込まれていく話です。
100人近い色んな魔物が登場するんですがみんなデザインが格好良い。龍族とかカンフー使いとか。能力も個性があって、雷を出したり身体能力を上げたり。読んで思うのは「よくこれだけ思いつくな・・」と。
展開も感動するシーンが多い。僕が好きなシーンは、ガッシュの最大のライバルであるブラゴが最期にシェリーに「お前がパートナーでオレは幸せだった」というシーン。
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ブラゴは最初はパートナーであるシェリーを「王になるための道具」としか見ていなかった。
数々の視線を乗り越えてきた二人の絆が全て詰まっているようなセリフで、思わずグッときました。
6. ダーウィンズゲーム / FLIPFLOPs
親友からのアプリ招待を受けたら命を賭けたバトルロイヤルゲーム「ダーウィンズゲーム」に参加してしまった話。
ある日突然能力を与えられてバトルロイヤルをさせられるという雰囲気が「出会って5秒でバトル」と似ています。
能力の名前が結構厨二っぽくて好き。
- 相手の行動を予測する「世界関数(ラプラス)」
- 水を凍らせる「開かずの氷室(カストルライト)」
カッコイイ。
7. 烈火の炎 / 安西信行
完結 全33巻
炎を操る主人公『烈火』がヒロイン『柳』を守るために戦う話。
「魔導具」(指輪とか腕輪とか剣とか色々ある)と呼ばれる道具を通して能力を発動させるのですが、人ではなく「道具」に能力を持たせた漫画は珍しいのではないのでしょうか。
物語が進むにつれ「魔導具」を組み合わせて新しい能力が生まれたりするのが面白い。
たまに出てくるお色気シーンも見逃せない。
1995年から2002年の連載で割と昔の作品ですが、今読んでも面白く色褪せない名作です。
8. 幽☆遊☆白書 / 冨樫義博
完結 全19巻
主人公の浦飯幽助が事故死してしまったことをきっかけに妖怪を退治する話です。
全19巻で累計発行部数が5,000万部と物凄い数値を記録した化物級漫画。
敵が味方になったり、実は主人公がただの人間じゃなかったみたいなどんでん返しが次々と起こる展開が作品の終始通して面白い。
蔵馬と飛影が主人公よりも人気があるのは半分ネタになりつつありますけど、この二人だけじゃなく、敵である戸愚呂もファンが居たりしてキャラクターに魅力を持たせるのが上手ですね。
9. 鬼滅の刃 / 吾峠呼世晴
鬼になってしまった妹を救うべく鬼を退治する物語。
ストーリーや展開はかなり王道を進んでいますが、キャラクターは個性があって魅力的。
性格が振り切れたキャラクターばかり登場し、さらにそれぞれの過去などをしっかりと描写するので、個性的なキャラクターにも感情移入してしまう不思議な感覚です。
主人公”竈門炭治郎”の信念を貫き通す姿も少年漫画らしく魅力的。
王道ながらも新鮮でテンポ良く読めてしまうのが『鬼滅の刃』です。
10. 転生したらスライムだった件 / 伏瀬・川上泰樹
会社の後輩を通り魔から守ったら命を落としてしまった・・・と思ったら異世界でスライムとして生き返る話です。
ファンタジーに登場するスライムといえば思い浮かべるのはあの丸くてゼリー状のやつ。本作でもオーソドックスなスライムが用いられています。
ただし、本作のスライムは「捕食者」というスキルを持っていて、飲み込んだものの能力を取得できます。
物語が進むとこの捕食者スキルにより形も美少女に変化させてしまうのでもはやスライムという設定はどこいったのかわからないという感じになります。可愛いですが。
「能力を得る→使えるように練習する→強くなる→さらに強い敵を倒す」というプロセスがしっかり描かれているのが好印象です。
11. バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 / 山田風太郎・せがわまさき
完結 全5巻
徳川幕府の時代、世継ぎ争いのために甲賀忍者と伊賀忍者が命をかけて戦う話。
全5巻と短く完結する漫画ですが完成度が高く、アニメ化・パチンコに使われるなど人気が高いことが伺えます。
髪の毛を操る能力や血を吸い尽くす能力などの忍術が出てくるので能力バトル漫画が好きな人には間違いなく楽しめます。
また、登場するキャラクターは20人以上ですが、その人間模様が全5巻とは思えないほど濃く描かれてるのです。
読み終わった時には、満足感と巻数の少なさのギャップに驚きます。
後半にかけて、まるでパズルのピースを埋めていくかのようにまとまっていくストーリーを是非味わっていただきたいです。
12. NARUTO -ナルト- / 岸本斉史
完結
落ちこぼれの忍者”ナルト”が忍者の頭領「火影」を目指す物語です。
数多く登場する個性的なキャラクターと多彩な忍術は能力バトル漫画としてかなりレベルが高いです。
また、ナルトの諦めない姿勢や仲間を見捨てない信念から学び取れる哲学も少なくありません。
ラストの締まり方もしっかりまとまっていて完結済みですがファンとして何度も読み返したくなります。国外問わず人気が高い良い作品です。
少年ジャンプで続編である『BORUTO』も連載されています。
13. 七つの大罪 / 鈴木央
伝説の騎士団「七つの大罪」が主役の物語です。
『七つの大罪』は伏線が多くあります。伏線が多すぎると読者を置いていきがち。でも、本作はかなりすっきりまとまっていてストレスなく読めます。
王道を進みながらも話が進むにつれキャラクターたちのエピソードが引き出されていき、魅力と面白さが加速していきます。ワンピースっぽいかも。
講談社漫画賞・少年部門の受賞やアニメ化・ゲーム化と注目されているので、読んで損はないでしょう。
14. ワールドトリガー / 葦原大介
異世界から侵略してくる怪物たちと人間の争いを描いた能力バトル漫画です。
本作での能力は魔法の類ではなくて、「トリガー」と呼ばれる武器を使って戦います。トリガーには銃や剣などがある。
あらかじめ用意された武器を使って戦うのでワンピースのように見た目がド派手な能力バトルではないものの、各キャラクターが持つ才能を活かした頭脳戦が面白い。
似ている漫画を挙げるなら、爆弾で戦う『BTOOOM!』とか。
アニメ化・ゲーム化されているので根強い人気があり、最近まで休載していましたが連載再開して期待度が高まっている漫画です。
15. テラフォーマーズ / 貴家悠・ 橘賢一
誰もが嫌がるあのGと人類が戦う能力バトル漫画です。
『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得するなど、かなり話題になりました。
この『テラフォーマーズ』に登場するGですが、僕たちが思い浮かべるようなGではなく、姿は人間そっくりで知能も人間並みとさらに進化した別物の生物なのです。
なんとも言えないヴィジュアルに女性から阿鼻叫喚を浴びています。
人類はこれに対抗するべく発明したのが、虫を中心とした生物の遺伝子を体に組み込むことでその生物の能力を手に入れることができるというもの。
つまりは、超進化したGと特殊能力が使える人間の戦いです。
切っても切っても元の形に戻ってしまうあの生物とか出てくる。無敵か。
また、斬新な能力バトルもさることながら人間の心情も巧みに繊細に描かれているのがお見事です。
今までにない斬新な発想の能力バトル漫画。新しい展開にページをめくる手が止まらないでしょう。
16. ブラッククローバー / 田畠裕基
魔法使いの世界が舞台の魔法を使えない主人公の話です。
しかし、魔法を使えない主人公”アスタ”はある能力を手に入れることになります。
それは、『反魔法』と呼ばれる魔法を打ち消す能力。
反魔法で敵をなぎ倒していく、主人公らしいスペシャリティー感が爽快です。
体格や素質に恵まれないながらも努力で補う主人公は『ハイキュー!!』や『僕のヒーローアカデミア』にも似ていますね。
主人公らしい主人公の「王道感」を味わいたい人におすすめです。
17. ジョジョの奇妙な冒険 / 荒木飛呂彦
「スタンド」と呼ばれる特殊能力を使って戦う能力バトル漫画です。
1987年から連載されており、アニメ化・ゲーム化・実写化と根強い人気。
ついつい独特なキャラクターデザインと画風に目が行きがちで、敬遠する人もいるかもしれませんが、能力バトルを描く実力は随一です。
『ジョジョの奇妙な冒険』のバトルは能力に頼らない頭脳バトルに本髄があり、能力も要は使い所だと言うことを教えてくれます。
形成が逆転したかと思いきや、また逆転されピンチに・・というシーソーゲームはジョジョのお家芸。何度見ても癖になります。
18. 僕のヒーローアカデミア / 堀越耕平
人間が特殊能力を使えるヒーロー社会が舞台の能力バトル漫画です。
能力の相性もよく考えられていてキャラクターの強弱が単純な構造じゃないのが面白いです。
画力の高さから産まれる迫力のあるバトルシーン、心情や感情が色濃く表現されたキャラクターたちは読めばたちまちファンに。
実際にマンガ大賞2015をはじめとした数々の賞を受賞し、アニメ化・映画化するなどかなり評価の高い漫画です。
ザ・能力バトル。必ずハマる漫画です。
19. ハンターハンター / 冨樫義博
父に会うためにハンターになり”ゴン”が冒険する話です。
この世界における能力「念」やハンターの立ち位置など、世界観の作り込みが細かくされていて、それを負担なく読者に伝える展開の仕方は圧巻です。
キャラクター描写も深い。それぞれが「敵は敵」「味方は味方」という単純な構図ではなく、自分の目的を持っている。
敵である時もあれば味方になる時もあったり、先の読めない話が面白いんです。形として主人公は”ゴン”ですが、感覚的には主人公級のキャラクターがたくさんいる感じ。
ヒソカは特に最初こそ敵として登場し恐ろしい相手でしたが、ゴンたちを助けることもありファンの多いキャラクターの一人ではないでしょうか。
休載が多いながらも少年ジャンプで連載が黙認されているのは異例で、死ぬまでに完結して欲しい漫画として度々評価されている漫画です。