「サボって本当に死んだの・・・?好きだったのに・・・」
レヴェリー解散後に世界経済新聞社が報じたニュースによって、ファンの間ではサボの死亡説が嘆かれています。
しかし、そのニュースに不可解な点があるのも事実。
この記事では、そのニュースの真相を解き明かしていきたいと思います。
目次
サボは死んだのか?否、フェイクニュースだった!
結論から言うと、サボは死んでいないです。
理由は、作中で「サボが死んだ」と明言されておらず、そのシーンも無いからです。
ルフィのもう一人の兄弟であるエースが死んだ時はしっかりとその瞬間が描かれていましたし、しっかり数話分の尺を使ってその感動を読者に届けてくれました。
その上、幼少期にサボは船の難破により死んだとされておりましたが、実は生きていたのです。
その時にサボが死んだシーンが明記されていない状況と今回の状況は非常に似ているのです。
そもそも、何故サボが死んだとされたのか。
ことの発端は、世界経済新聞社によって発行された、革命軍参謀総長でありルフィの義理の兄であるサボに対する記事。
その際に世界経済新聞社の社長であるモルガンズは「これはビッグニュースだ」「死者が出た」、とまで言っているので誰かが死亡してしまったのだと思わされます。
そしてその直後に作中で描かれたコマは、マキノやダダンがサボの名前を呼びながら泣いているシーン。
更にあのドラゴンも冷や汗を流して「まずは事実確認だ」と焦っている様子。
このモルガンズの発言と、マキノとダダンの涙&革命軍トップであるドラゴンの焦りようが重なったことで読者はサボが死んでしまったのでは!?と思ってしまった訳です。
しかし、先述したように「サボが死んだ」とは一切明言されていないので、これは恐らくフェイクニュースであるという訳です。
この勘違いには尾田先生もきっとニンマリしているでしょうね。笑
死んだのはコブラ王ではないか?
さて、サボが死んだのはフェイクニュースであることを解き明かした訳ですが、1つの謎が残ります。
それは、モルガンズの言う「死者」とは誰のことなのか。
結論から言うと、アラバスタのコブラ王なのではないでしょうか。
死亡記事が出る前はレヴェリーが行われておりました。
これは明らかに「レヴェリーによって死者が出る事態が起きた」と考えるのが自然です。
823話でコブラ王はロビンに会った時に、「世界政府に聞きたいことがあった」と言っています。
そしてこの内容が世界政府にとって、不利益な情報だった。
過去にポーネグリフの秘密を解き明かそうとしたオハラのクローバー博士は文献もろとも「バスターコール」によって消されています。
「空白の100年」について問いただそうとしたコブラ王が五老星によって「消されてしまった」と。
もう少し遡ると、五老星はイム様に「歴史より消す灯」と言っていました。この消される灯がコブラ王だったということならば納得もいきます。
コブラ王が殺された理由は古代兵器が理由!?
コブラ王が世界政府から殺されたとすると何故殺されてしまったのでしょうか。
それはアラバスタと関連性のある古代兵器がポイントになってくると思います。
古代兵器こそが世界を平和にする兵器であり、「世界をひっくり返す=世界政府が悪となる」もののきっかけになるのであれば、世界政府は古代兵器を隠したがるはずです。
まるでどこかのお国みたいですね。
世界政府はあえて古代兵器という危険な名前に変えて隠してきましたが、その秘密や詳細をコブラは知ってしまった。
そしてクローバー博士と同じように消されてしまったのではないでしょうか。
【サボはインペルダウン6にいる!?】
「死亡記事」については「コブラ王」に関するものとすると、「サボに関するニュース」は何のことなのか。
恐らくそれは「サボがインペルダウンに収容されたこと」だと考えられます。
当時、サボはレヴェリーに潜入していました。
コブラ王が世界政府と口論になり、レヴェリーに潜入していたサボがコブラ王を助けようとしましたが、助けることができずに、世界政府に捕まってしまったのではないでしょうか。
ダダン、マキノの反応とも一致します。
サボがインペルダウンに捕まっているというのが疑わしいという思いからドラゴンが事実確認だ、と言っているのも納得できます。
世界政府はこの事実を隠そうとし、モルガンズに偽の記事を作らせようとしたが、それをモルガンズのプライドが許さなかったと言う訳です。
他にも暗殺未遂というワードもありましたが、これはビビの記事でしょう。
サボがコブラ王を殺し、ビビを暗殺しようとしたという内容の記事を、これもまた世界政府は作らせようとした。
しかし、モルガンズは「サボがビビを守った」という事実をプライドによって報道したのです。
【サボを助けるのはボンちゃん!?】
さて、サボがインペルダウンにいることを解き明かしましたが、インペルダウンには「ボンちゃん」ことMrボンクレーが居ます。
そして、ボンちゃんはイワンコフと繋がりがあり、電伝虫で連絡を取れる可能性は大きい。
であれば、ドラゴンが「まずは事実確認だ」と言っていたのもここと繋がります。
サボがインペルダウンに幽閉されているかどうかの事実確認をすることができますから。
サボがインペルダウンLEVEL6に幽閉されているとなるとエースが幽閉されていた時を思い出してしまいます。
その時はインペルダウン内にあるニューカマーランドの王イワンコフの助けがあったからこそルフィ達は脱獄できました。
扉絵では現在ボンちゃんがニューカマーランドの王ということが確定しています。
イワンコフが言っていましたが、インペルダウンでも新聞が届き、世界の動きは把握しているので、ボンちゃんの元にもルフィの兄であるサボが捕まったという記事は確認しているのではないでしょうか。
ルフィの兄であるエースをオカマのイワンコフが助ける、ルフィの兄であるサボをオカマのボンちゃんが助ける、というのは胸アツな展開ですね。
友情を大事にするボンちゃんであれば、サボを助ける行動にでるはずです!
【まとめ】
モルガンズの出したビッグニュース。
それは
- 「アラバスタ国王、コブラ死亡」
- 「革命軍サボがインペルダウンに収容」
- 「アラバスタ王女、ネフェルタリビビが暗殺未遂」
の3つでしょう。
しかし、幽閉されているとなっても新ニューカマーランドの王であるボンちゃんがいるので、サボ奪還の可能性は十分にあります!
https://www.suzuco.net/entry/onepiece-comic-free/