2019年11月25日発売「月刊アフタヌーン2019年13号」に掲載されている『ヴィンランド・サガ』の最新話である第167話。
月刊アフタヌーンを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
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目次
前回のあらすじ
仲間たちと共に、大船団を率いて故郷に凱旋したトルフィン。
出迎えたユルヴァに、トルフィンはグズリーズと結婚し、カルリを自分たちの子供にしたことを報告。
トルフィンはハーフダンの元へ赴き、イッカクの角の礼をしたうえで、ヴィンランド開拓事業の協力を改めて申し込む。
話を聞いたハーフダンは、ヴィンランドの件は一旦脇に置いて、トルフィンとグズリーズの結婚式を開くと言い出し、すぐ実行される。
シグルドからトルフィン達のことを頼まれていたハーフダンは、開拓事業にも協力してくれることになるのだった。
https://www.suzuco.net/entry/vinlandsaga-netabare-166/
『ヴィンランド・サガ』最新話【第167話】のあらすじ・ネタバレ
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【帰還したトルフィンと仲間たち】
絶壁を素手で登っているトルフィン。
そんなトルフィンの背中には、たくさんの死者たちが群がり、覆いかぶさっています。
何とか地上へ出ようとするトルフィンだが、すでに手は限界であり、死者たちを説得しようとしますが…
結局耐え切れず、絶壁から手を放してしまいます。
トルフィンが寝床で目を覚ますと、寝間着姿のグズリーズが心配そうに見下ろしていました。
トルフィンがうなされるのはいつものことで、グズリーズももう慣れてしまっている様です。
カルリも同様なのか、寝付いていて起きる気配はありません。
グズリーズはトルフィンの腕にしがみつき、「またいつもの?」と夢の内容を尋ねます。
トルフィンはそうだと答え、「崖の上にヴィンランドがあるのは分かってるのに、死者の重みに耐えきれず落ちてしまうんだ」と語ります。
夢の中にはトルフィン一人だけで、味方はない…そのことを知ったグズリーズは、自分がくっついて寝ることでトルフィンの夢に助けに行く、と申し出ます。
そして再び眠りにつく二人でしたが…。
「なぜお前ばかり幸せに暮らしているんだ!お前のような奴が!!」
今度はトルフィンの寝床を舞台に悪夢が始まり、グズリーズが助けに来てくれるようなこともなく、死者たちから責められるのでした。
【ヴィンランドへの航路】
関係者を集めて、船着き場の近くで会議するトルフィン達。
ヴィンランドへの渡航経験があるレイフが、砂地に木の棒を使って、簡単な地図を描いで航路を説明します。
アイスランドから西のグリーンランドへ二週間。
さらに西の平岩の地へ二週間。
南下して森の地へ一週間。
さらに南下して難破船が目印の岬まで一週間。
岬を回ってさらに南下すると、レイフが立てた小屋まで一日。
そこはもうヴィンランドです。
天候などで左右されるものの、およそ六週間の旅になります。
冬はグリーンランドの周囲が氷に閉ざされることや、入植後に麦の生産を早めに軌道に乗せたいこと、そのためには開墾や家の設営など、やることは山積みでした。
それらのことを考慮し、最終的にトルフィンが、来年初春にアイスランドを出発する、と決定します。
トルフィンはレイフとギョロに、グリーンランドで開拓団の仲間を募集してほしいと頼みます。
さらにトルフィンはギョロに、夏の間に予定の航路を前もって確認しておいてほしい、と依頼しますが…。
【ギョロ離脱?】
トルフィンから話を振られたギョロは、「俺が?」きょとんとした顔で口にします。
「そういうのはヴィンランドに行くやつに頼まないとダメだろ?俺が航路を把握しても意味ないじゃん」
ギョロの言葉を聞いて、トルフィン達は初めて、ギョロがヴィンランドに行く気がないことを知って驚愕します。
ギョロの方も、自分はヴィンランドへ行くと言った覚えはないのに、勝手にメンバーに加えられていたことに驚きます。
なぜ一緒に行かないのか?と周囲から聞かれるギョロでしたが、むしろ行かない方が普通だろ、と言わんばかりの態度で、頑なに拒みます。
さらにギョロは、ケガをして調子を悪くしているレイフにも引退を強要し、ゴリ押しで納得させます。
トルフィン達は名残惜しそうにしながらも、「無理強いは良くないよな…」と、ギョロのことは諦めます。
「なんかオレが悪いみたいになってない!?やんなっちゃうな。だいたいお前ら…!」
何かを言いかけたギョロでしたが、なんでもない、と取り消して、一人でその場を去っていきます。
離れの草むらで寝転がったギョロは、トルフィン達の事業に対して、「うまくいくわけないだろ。海の果てに国を作るなんて、正気じゃない。感覚狂ってんな、あいつら…」などと一人でぼやき始めます。
そこへ犬に乗ってカルリが登場。
「何してんの」と聞いてくるカルリに「何もしてねぇ」と答えるギョロでしたが、「なんで何もしてねぇの?」とまたも聞き返されます。
「何もしないのは逆にハイセンスなライフスタイルなんだよ」
ギョロは適当なことをのたまいつつ、そのまま草むらで寝そべり続けるのでした。
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『ヴィンランド・サガ』最新話【第167話】の感想・考察
ギョロも当然のように、ヴィンランドへ一緒に行くものとばかり思っていましたが…
レイフにも引退をうながしていましたし、ヴィンランド行きの旅にはこのまま同行しないのでしょうか?
まあ、考えてみれば、奴隷編でトルフィンと志を同じくしたエイナルや、トルフィンの妻になったグズリーズ、それに良き理解者であるレイフとは違って、確かにギョロには旅に同行する目的は特にありませんよね。
ハーフダンからもらったイッカクの角を売りさばいてお金も得られましたし、ギョロの言う通り、何もしないハイセンスなライフスタイルを選ぶ方が、ある意味現実的な選択肢ですよね。
レイフにも引退をうながしていましたし、ギョロもレイフも、ヴィンランド行きの旅にはこのまま同行しないのでしょうか?