2019年12月25日発売「月刊アフタヌーン2020年2号」に掲載されている『ヴィンランド・サガ』の最新話である第168話。
月刊アフタヌーンを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
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目次
前回のあらすじ
ヴィンランドへの旅も目前に迫っているトルフィンだったが、毎夜見る悪夢は変わらなかった。
トルフィンはレイフらとヴィンランドまでの航路を確認し、先遣隊としてギョロに様子を見てもらえないか依頼する。
しかしギョロはヴィンランドへ行くつもりがない、という本心をはじめて打ち明け、さらに高齢のレイフにも引退してほしい、と言い始める。
トルフィン達も一応ギョロの離脱を認めてくれたが…
ギョロはなんだか自分が悪いような気になって、一人ふてくされるのだった。
https://www.suzuco.net/entry/vinlandsaga-netabare-167/
『ヴィンランド・サガ』最新話【第168話】のあらすじ・ネタバレ
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【ヴァイキングの民会】
トルフィンは「シンク」と呼ばれる、ヴァイキングの集会に出向いていました。
「ご紹介にあずかりました、トールズの子、トルフィンです。お集りの皆さんの大事な話があります」
トルフィンは「ぶしつけな質問を許してください」と前置きし、シンクに集まった面々に、いくつかの質問をしていきます。
「この中に、どうしても貧しくて、暮らしに不安を抱えている方はいますか?」
一同は笑い出し、「そんなのみんなだぞ」、とヤジがとびます。
「では、この中に奴隷身分、あるいは迫害で苦しんでいる方はいますか?」
今度は笑い出すものはいませんでしたが、ピク、と反応を示す女性?が一人いました。
「争いや復讐の中にいて、暴力の応酬につかれている…そんな方はいますか?」
シンクに集まっていた大多数は、トルフィンが何を言いたいかよくわからないようで、きょとんとした顔を浮かべたり、ざわついたりします。
「ここではないどこかへ逃げたい。切実にそう願う人はいますか?私達は、そういう人を求めているのです」
ここでトルフィンは、自分たちが西の彼方、ヴィンランドを目指していることを明かします。
自分たちは今、そこを切り開き、国を作る準備をしているのだ、と。
「豊かで、戦争も奴隷もない国を目指しています。来年の春、流氷が消えたら出発します。参加したい人は、クジラの入り江にある私の仮住まいを訪ねてください」
以上です、とトルフィンはその場を去ろうとしますが…。
【ヴィンランド行きの条件。】
「大事なことを言い忘れていた」と頭をかきながら、トルフィンがすぐ戻ってきて、続きを話します。
トルフィンはエイナルたちと、「武器」について事前に話し合っていました。
斧は薪を作るために必要。
小刀もなければ暮らせない。
槍もクマ退治の時になければお手上げ。
そもそもヴィンランドに熊がいるのか?という話になりますが、いると思った方がいいだろう、とレイフが助言します。
少し離れて聞いていたヒルドも、自分の狩りの道具である弩を手放すつもりはありません。
「つまり、純粋に人殺しのために作られた道具は…」
話し合いを得て出した結論を、トルフィンがシンクの場で伝えます。
「剣です。ヴィンランドには必要ない。開拓団に参加する方は剣を処分してきてください」
今度こそ話は終わって、トルフィンは仲間たちの元へ戻ります。
「どーかな、あの言い方。参加者来るかな?あれじゃ開拓に参加るのは負け犬と同じだよね?」
グズリーズが苦言を呈しますが、「趣旨を正しく理解してもらう方が大事だ」とエイナル。
トルフィンも、「ここで人が集まらないなら、どこかへ逃げたいと願う人が、この島にあまりいないってことだろう?それは喜ばしいことだ」と言います。
【新キャラが登場。農場で働く兄弟】
ハーフダンの農場を手伝っている、顔に刺青を入れたいかつい男が登場します。
「剣を捨てろだ?ふざんけじゃねー。ならその話はなしだ」
男の弟が、トルフィンから聞いてきた話を伝えたところ、男は憤ります。
「剣は男の魂だ。俺がウルフバートを手放すなんざありねえ。いつかハーフダンをぶった斬ってやる」
男は背中から剣をズラッと抜きます。
「兄ちゃん、そんなことしたって、ハーフダンに取られた土地は戻らないよ。開拓団に加われば、俺たちもヴィンランドに農場を持てるかもしれないよ」
弟がそう言いますが、兄は「剣は手放さねえ!」と叫んで、羊を集める仕事へ戻っていきます。
【さらに新キャラ登場】
実家で夕食を採っているトルフィン達。
イッカクの角を売るための旅について、トルフィンとエイナルが話し、ユルヴァ達が楽しそうに聞き入っています。
そんな中、扉を叩く音が聞こえて、トルフィンの母が外へ様子を見に行きます。
すると、家の端っこの影から、女の子?が顔を少しだけだしてこちらをうかがっています。
「あの、私、トルフィンという人を探していて…」
話を聞いたトルフィンも外へ出てきます。
「私がトルフィンです。開拓団への参加希望ですか?」
トルフィンが出てきたところで、女の子は「驚かないでくださいね?」と前置きして、ようやく建物の影から出てきます。
「ハルヴァルといいます…」
全身をあらわにしたハルヴァルは、目から上だけを見ると女の子のようにも見えますが…そこから下は髭を生やしたおっさんヅラで、しかもとんでもない巨体の持ち主でした。
「似てる…あいつに…」
トルフィンもトルフィンの母も、ハルヴァルを見て、ある人物を思い出すのでした。
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『ヴィンランド・サガ』最新話【第168話】の感想・考察
ハルヴァルはトルケルそっくりですね…。
ひょっとして血のつながりがあったりするんでしょうか?
性格は全然似ていなさそうですが…。
トルフィンが「奴隷、もしくは迫害されている人は…」と言ったときに反応していたので、巨体に見合わない少女のような性格を持ってしまったため、そのギャップでいじめを受けてきた…そんな過去を持っているのかな、と想像しました。
ハルヴァル、それに今回意味ありげに登場した兄弟ふたりも、ヴィンランド行きの開拓団に加わるのでしょうか?
ギョロが本当に離脱するのか、新キャラが開拓団に加わるのか、最終メンバーがどんなメンツになるのか楽しみですね。