2019年8月26日発売「週刊少年ジャンプ2019年39号」に掲載されている『約束のネバーランド』の最新話である第147話【積怨】。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
※ここから先はネタバレを含みます
【前回のあらすじ】
鬼たちにとっての特別な日、儀祭(ティファリ)を狙ってノーマンたちは王都に侵攻を開始しました。
ノーマンの鬼の貴族を根絶やしにする作戦のために貴族を追放されたギーランと協力していたのです。
そして五摂家の家族はギーラン家の者が成り代わって王都の最深部にまで潜入していました。
ギーランは五摂家の当主の一人、プポを食べて往年を姿を取り戻したのです。
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目次
『約束のネバーランド』最新話【第147話】のあらすじ・ネタバレ
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『約束のネバーランド』最新話である第147話。ギーランが本来の姿をついに取り戻しました。あらすじを詳しくお伝えしていきます。
【700年前の真実】
当代のバイヨン卿が憧れていた美しく清廉なギーラン、ですがその本人は永い時間の中で変貌していたのです。
貴族から追放されて身も心も醜くなってしまったその原因となった事件がありました。
現在でも女王を続けているレグラヴァリマにギーランは直訴をしました。
レグラヴァリマ「申せ」
ギーラン「はっ 近年 下級農園の生産が追いつかず 各地で飢えが耐えませぬ このままでは民は滅び尽きます」
ギーラン「国庫を開き我ら貴族の備蓄を一部開放しましょう」
その言葉にざわつきました。
先代のノウム卿「危険だ貴族(われら)の食う人肉は下々のそれとは違うのだぞ!?」
…と、反対します。
先代バイヨン卿「しかし程度に応じ一部のみならば…」
条件付き賛成、というところでしょう。
プポ卿「だめだだめだ!! うむ… だっ…第一それでは我らの分が減るではありませぬか」
欲望を隠さない反対意見を述べました。
ギーラン「そのようなことを言っておる場合か!!」
ギーラン「民が飢え野良と化し親子・同村で共食いしあっているこの地獄絵図がどれだけ今各地で広がり朽ち滅びている村がどれだけあるか」
当時のギーランは心底から民を想って現状な憂いている立派な君主でした。
ですが五摂家の意見は反対意見が2と条件付き賛成が1という不利な状況で最後の1人の
意見は。
イヴェルク「君の話は解った だが皆の懸念も尤もである」
イヴェルク「思うに問題は農園の整備だ 泰平で増えすぎた民の数に農園の生産顔ついていないこと しかし今は人間(ラートリー)とも手を合わせて下級肉の量産も幾度と試みている 」
中略
イヴェルク「まずは待とう 全ては結果を見てからだ」
イヴェルクの意見は問題の先送りで国庫の開放は3対2で否決されてしまいました。
【会議を終えて】
ギーラン「何故この危機が解らぬのだ…! 皆 己の利益(こと)しか考えておらぬ 全ては対岸の火事のように…!」
ギーラン(否 解ろうとしないのだ そも下級肉の量産など幾度試みても僅かも叶わぬゆえ今の飢饉であろうが…!)
ドッザ「ギーラン様はご立派です 五摂家諸侯の中でも随一の高貴なお家柄でこれほどの知と富をお持ちながらそれらを惜しむことなく領民に分け与えている」
当時のドッザはギーラン家の家臣をしていました。
ギーランは領民だけでも救うことができないことと非協力的な残りの五摂家へのイラ立ちを忠臣だったドッザの言葉に安堵していました。
…ですが。
ギーランが噂に聞いた者たちのことを調べさせたことで捕縛されてしまいました…
【追放の理由】
兵士「ギーラン卿 謀反の廉で一族もろとも〝野良落ち〟の刑に処す!」
ギーラン「どういうことだ?」
兵士「怪し気な血の者を使い王政の転覆を企てた大罪の───」
ギーラン「謀ったな…! ドッザ!!」
邪血の一族を調べていたことをドッザに密告されたことでギーランは追放処分となってしまったのでした。
ドッザ「感謝してますよ 拾ってもらってチャンスをもらえて 身分じゃなく働きで真っ当に評価してもらえて──本当に」
ドッザ「領主(あんた)が善人(バカ)で良かったよ」
ギーラン「誰か!! イヴェルク公を呼んでくれ! 私も一族も潔白だ 無実なのだ!!」
イヴェルク「知っているよ」
ギーラン(は?)
イヴェルク「君は謀反など企てていない 君ほどの忠臣は他におるまい 全てはドッザの讒言(ざんげん ※陥れるための告げ口) 出任せだ」
ギーラン「では何故──」
イヴェルク「邪魔なのだ 君のその〝義〟が〝正しさ〟が 君の忠義には感謝する だが邪魔なのだ」
女王は会議の後でこう言っていたのです。
レグラヴァリマ「何が問題だ 増えすぎた民が死ねば与える人肉も足りよう」
イヴェルク「それが陛下の御心だ 腐っているのだよ 陛下だけではない 皆腐っている」
イヴェルク「君の清さは目障りで ドッザの濁りが丁度良かった 渡りに船だったのだ」
そうして一族もろとも追放されたギーランは多数の家臣を失って現在の王政に絶望してその復習の機会を待っていたのでした。
【そして現在】
ギーランの手には2つのの首がありました。
ギーラン「バイヨンの倅とノウムの末娘か 恨むなら己が父母らを恨むがよい」
現五摂家当主、3人を食らったギーラン、それを裏切って五摂家に入ったドッザは猛ります。
ドッザ「ハッ あのヒョロ甘〝ギーラン様〟がやるじゃねえの。
ドッザは外套の下には日本の防具の肩を守る大袖と腰を守る草摺のようなものをまとって槍を持っていました。
ドッザ(バイヨンとノウムを一瞬で…もうかつてのギーランではない 700年 美味ェ人肉しか食って来なかった現五摂家とは違うってか)
ドッザ(だが俺は別だ 俺はこの700年 武人として一層に力を高めてきた…五摂家の地位に胡座をかかず 油断も奢りもナシだ 全力で葬る)
ドッザ「いざ!!」
そのドッザはギーラン家の者にあっさりと首を落とされとしまいました。
ギーラン家の者「頭が高ぇよ てめぇ まず『ごめんなさい』だろ ドッザ」
それを一部始終見ていたシスロとバーバラはノーマンに連絡を入れます。
ノーマン「よし動け」
ついにノーマンたちも動き出します。
『約束のネバーランド』最新話【第147話】の感想・考察
ギーランが人肉を摂取できない身分に落とされたということと。
飢饉の時に現れた人を食べなくても退化しなくなる邪血の少女というところに疑問点があったのですが。
ギーランを追放してドッザが五摂家に昇格してから邪血の少女の血肉を五摂家で分けて、
食べたことで退化しなくなったですね。
…しかし鬼の社会は本当の意味での鬼ですね…
エマはノーマンが貴族を殺し尽くしたら鬼の社会をまとめるものがいなくなって崩壊すると言っていたのですが、
…現体制を維持した所でこの世界はいずれ滅びる運命なのでしょう。
女王と五摂家の血肉も邪血と同じ性質を持っているので分け与えれば退化を防げるのですが…
それが全ての鬼に行き届く前に世界を支えるだけの人口が残るかどうか。
これも鬼の頂点に立つ者に〝ごほうび〟を捧げる必要があると思います。
とても気になります。
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