2019年11月18日発売「週刊少年ジャンプ2019年51号」に掲載されている『約束のネバーランド』の最新話である第158話。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます!
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね!
※ここから先はネタバレを含みます
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目次
前回のあらすじ
この世界はすべて神から借りているだけだという原初信仰を軽んじて先王を王位を簒奪した姉をソンジュは憎んでいました。
その姉でもある鬼の女王レグラヴァリマは王族の中でも稀にしか現れない2つの核を持つ特異体質でした。
鬼の頂点に立ってもなお貪欲な女王をムジカはひもじく飢えた可哀想な存在だといいます。
https://www.suzuco.net/entry/yakuneba-netabare-157/
『約束のネバーランド』最新話【第158話】のあらすじ・ネタバレ
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【ムジカの過去】
ムジカは生まれて時から周りとの違いに気づいていました。
何を食べても形質は変わらず人肉を食べずとも退化しないため「奇跡の子」と呼ばれて祭り上げられたこともあれば、他の鬼に代用肉だと狙われたこともありました。
飢えに苦しむ村々を助けて回っていたんですがそれをすべて殺されて一人生き残り、700年ものあいだ逃げ回っていたのです。
その長い苦難の旅の中でムジカは自分の存在意義を考えていました。
その元凶となった女王を目の前にしたムジカの心には怒りや憎しみとは違う感情が生まれていました。
【慈愛の少女】
ムジカ「可哀想に あなたはなぜそんなにもひもじく飢えているの? 誰よりも豊かで何だって手に入るあなたが」
その言葉を聞いて女王レグラヴァリマは動きを止めました。
そのスキを突いてソンジュが介入して間合いを取ります。
女王「何かと思えば… 妾がひもじい?飢えてる?」
ムジカ「ええ あなたは飢えている いくら食べてもいくら手に入れてもいくら上りつめても満たされない 可哀想に 憐れだわ」
ムジカは女王が果てない欲望に取り憑かれて際限なく食らっていることを哀れでいました。
ですが女王にとっては欲望は原動力だというのです。
その欲を満たすだけの力を持った女王には神への敬意を持つこともありませんでした。
【自滅】
ムジカ「いいえあなたはすでに破滅している もう死んでいるのよ」
その言葉に激昂した女王は鋭い爪を振りかざしてムジカに襲いかかります。
女王「ほざけ! 吠えて死ね」
ですがその刹那、女王の身体は内側から爆ぜていました。
ムジカ「過剰摂取(たべすぎ)よ」
女王の身体は毒を受けて核を破壊されていたところにそれを補うために大量の汚染された死体を取り込んだために既に破綻していたのです。
ムジカ「食べた物の全てをそのまま引き出せて時点であなたをそれらを充分に消化しきれていなかったということなのよ」
女王が取り込んだ人と鬼の意識が流れ込んで来ていました。
ムジカは幼い頃に〝鬼は何者にもなれるが何者でもない〟という言葉を聞かされていました。
そしてエマたちと出会ったことで自分の生まれた意味に気づいたのです。
【変革の時】
ムジカ「私は我ら種を変えるために生まれてきたんだ。そして今こそ鬼世界は変わる時なのよ」
女王は取り込んだ者たちによって肉体だけではなく精神も破綻してしまったのです。
ムジカ「あなたは食べた命に食いつぶされる さようならレグラヴァリマ女王陛下」
暴食の限り尽くした女王はついにここに倒れました。
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『約束のネバーランド』最新話【第158話】の感想・考察
邪血の少女と呼ばれたムジカは鬼が人を食べることなく生きていけるための変革を起こす者だったのでしょう。
そして女王レグラヴァリマは古き考えの象徴として際限のない欲望のまま喰らい続けて取り込んだ者たちの中で自分という個を見失って自滅してしまいました。
「お前はもう死んでいるから」の爆裂は、北斗神拳を彷彿しました。
これでエマが結び直した〝約束〟の懸念事項だった鬼の世界の存続は変化によっていずれは安定することになるのでしょう。
それでも命をつなぐためではなく、単なる美食として人間を狙うものがいる以上は真の意味での共存共栄は難しいと思います。
これで残る問題はΛ実験農場での薬害の治療と人間の世界での居場所作りにエマの支払った〝ごほうび〟が何なのかということですね。