2020年4月6日発売「週刊少年ジャンプ2020年19号」に掲載されている『約束のネバーランド』の最新話である第174話。
週刊少年ジャンプを読んでない方に向けて詳しく内容をお伝えしていきます！
今回も大事な内容になっていますのでお見逃しなく。楽しんでいってくださいね！
※ここから先はネタバレを含みます
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目次
前回のあらすじ
ともに未来を目指そうと語りかけるエマによってピーター・ラートリーは兄の行動の理由をようやく気づくことができました。
憑き物が落ちたかのようなピーターは抵抗をやめて人間の世界も鬼の世界と変わらないと言い残して隠し持っていたナイフで自害をもくろみます。
『約束のネバーランド』最新話【第174話】のあらすじ・ネタバレ
【最後の調停者】
ピーター（馬鹿共め 立場などそう簡単をすてられるものか 僕は死ぬ ここで 一味として）
自ら喉を隠し持っていたナイフで刺したピーター・ラートリーをエマたちは懸命に処置をします。
憎い相手だとしても、
もう誰も死んでほしくないと願うエマなのですが。
エマのもし同じ立場なら友達になれたのかなという問いかけ。
ピーター（なれるわけないだろ 断固願い下げだ もういいもう充分だ
お前達がつくる新しい世界は僕には眩しすぎる僕には━━━━）
??「おもっていたよりながくたのしめたよ 1000年間ご苦労様」
ピーターの代で世界を隔てた時に支払った〝おねがい〟が終わりました。
ピーターの死という望まない形でグレース＝フィールド農園占拠作戦は終わりを告げました。
【エマの向かう先】
エマ（絶対手に入れてみせる 家族で笑って暮らせる生活────）
涙を拭い、エマは立ち上がります。
イザベラにこの先を尋ねられたエマは決意を秘めた笑顔で告げます。
エマ「人間の世界へ行こう 全部終わったらママ達も」
エマのした約束には食用児として生まれた者すべて、
大人達も含まれていたのです。
エマ「 とも既にそういう風に〝約束〟を結んであるは勿論ママ達が嫌でなければだけど」
エマ「全部終わって〝約束〟を履行したらママもシスター達も 他の農園の子供達も大人達も 全員一緒に人間の世界へ行こう」
自分達が生き残るために子供を犠牲にしていた、
その罪悪感から大人達は拒絶しますが。
レイ「ごちゃごちゃうるせー 〝うんざり〟してたんだろ? 悔いがあるなら人間の世界で晴らせよ」
レイ「俺は生きてよかった 生きてこそ償える罪も晴らせる悔いもある もういいんだよ もう誰も恨まない 恨んでない だから行こう大人達も」
【氷解】
イザベラ（辛くなかったはずがない ショックでなかったはずがない 〝母親〟に裏切られたのよあんな恐ろしい形で 今だってこんなに震えているのに なのになんで? なんで許せるの？ごめんね ごめんなさいずっと ずっと…！）
イザベラ「ごめんね…ありがとう…みんな…」
エマ「じゃあ決まりだね あと少し やることを全部片付けたら必ずGFに戻ってくる」
まだやることを残しているエマは農園をイザベラに託して行くことになります。
全ての目的が達成する直前でした。
農園から出るためにノーマンは外で見張りをさせている仲間に連絡を取ります。
ノーマン「シスロ! 今から退避する! そっちの手筈は────」
シスロ「万事大丈夫…大丈夫なハズ…だったんだがよ いや…これどういうことなんだ」
歯切れの悪いシスロの返答には理由がありました。
シスロ「王兵の動きがおかしい 王兵が…! 尽く持ち場を離れて外橋の方へ向かっている……!!」
突然包囲を解いて落ちた橋へと向かう王兵達に戦々恐々とする子供達でしたが。
シスター一人が持つタブレット端末に全国民へ王都からの伝令という連絡が届いていました。
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『約束のネバーランド』最新話【第174話】の感想・考察
憎しみしかなかったピーター・ラートリーすらその立場を鑑みて手を差し伸べるエマなのですから、
一度は本気で慕っていたイザベラたちを許すのは当然のことでしょう。
さらわれて仲間たちの奪還がなくても、
知らせるためにGF農園を潜入する計画を立てていたと思われます。
イザベラは子供達の未来のためにピーターに一矢報いるだけで満足だったのですね。
王兵の異変はレウウィス大公が全て明かした女王の欺瞞を関する発表なのでしょう。
この〝新しい世界①〟というナンバリングされたサブタイトルはエピローグなのでしょうか、
それとも新章へのカウントダウンなのでしょうか。
次回に続きます。